■マラソン大会が進化している?
マラソン大会の中には、ただひたすら走るだけでなく、仮装をしたり、地域特有の景色や食べ物を楽しみながら参加できるお祭りのようなものも多い模様。中でも、美食の国・ワインの国で有名なフランスでは、さらに一風変わったマラソン大会が開催されているようです!
■ブドウの収穫を祝して走るらしい
フランスの南西部に位置するボルドーでは、毎年9月にメドックマラソンが行われます。赤ワインの名産地であるボルドー・メドック地方では、収穫直前の時期に大規模なマラソン大会を開催することで、新たなワインの誕生を祝すのです。
ここで、マラソンを行うことでどのようにワインの誕生を祝うのか、その斬新な方法を見てみましょう。
・水分補給のための給水所では、名産品ワインが提供される
・酔ったままガチでフルマラソン(42.194km)
・補給食はステーキやチーズ、生牡蠣などワインに合うものを頂く
・マラソンコースはワイン畑やワインの醸造所であるシャトーを通過
「どこまでワイン漬けなんだ!」と突っ込みたくなるくらい、これは確かにワインの誕生を祝う気持ちが詰まった大会だと言えます。これに比べれば、カラフルな粉を被って走るなんて可愛いもんです。日本人のアルコール分解能ではなかなかこのマラソンを完走するのは難しいでしょう。フランス人強すぎです。
日本もフランスに追従して「日本酒ラン」が開催される日が来るのでしょうか。マラソン大会の進化には今後も注目です!
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