前回に引き続き、味博士から、
「これはやり過ぎでは?」と思う食べ物の組み合わせを
紹介してもらったので、科学的に、
そしてリアルに美味しいのかを検討したいと思います!
前回の、「やりすぎ食べ合わせ伝説」記事はこちらから
今回は、いざ、
「はんぺんのマシュマロサンド」を試してみます!
一度では理解しづらいかもしれないので、もう一度言いますが、
はんぺんでマシュマロを挟みます!笑
確かに、見た目は似ている両者…。
だがしかし、魚のすり身と卵白で作られた「はんぺん」と、
手軽なおやつの代名詞「マシュマロ」が、
互いを認めあい、美味しさを奏でるのか?
身体を張って、前代未聞の食べ合わせチャレンジします!
レシピは簡単!
①はんぺんを二等分する
②マシュマロを縦に割る(はんぺん1枚につき、マシュマロ4個がおススメ)
③サンドの下側になるはんぺんに、マシュマロを並べる
④サンドし、そのままオーブントースターで焼く。
※今回使用したトースターでは、3分でしたが、
焦げ付きやすいので十分に注意して時間調整してください。
完成形がこちら!!!→→→
はんぺんのこんがりした焼き目、
そして間に挟まれるマシュマロのとろーっとしたとろけ具合、絶妙なバランスで取り出せた己を褒めます!
いざ実食…とその前に、味覚センサーレオで測定した、
美味しさ数値を確認してみましょう。
グラフを見ると、5味の中で、1つか2つの味に限定して
突出していることが分かります。
両者とも、複雑な味わいではなく、
素材本来の単純な味わいが特徴のようです。
マシュマロは甘さが3.97と極めて強く、
反してはんぺんは旨味・塩味が3以上の数値を持っていて、
対極な味わいと言えるでしょう。
その二つをコラボさせると…
甘味、旨味、塩味の3つの数値が2.8~3.1の間に収まり、バランスの味覚のカタチに変わります!まさにお互いの長所を活かした味わい、と言えるでしょう!
それだは、お待たせいたしました。
いざ、この前代未聞のレシピを実食してみたいと思います。
<独断と偏見による食レポ>
いざ一口目・・・美味しい!
はんぺんのほのかな塩気、マシュマロのクリーミーな甘さが相まって、結構病みつきな味わいです。食感も、ふわっふわのはんぺんの中から、トロトロに溶けたマシュマロが登場し、今までに食べたことのない新鮮な食感になっています。マシュマロのダイレクトな甘さが、はんぺんの塩気、魚の奥深い味わいを引き立てているようで、結構パクパクいけます。
・・・ただ一つ!
とても、食べづらいです。💦
トースターで焼くことでマシュマロが溶けて、はんぺんサンドは自立できなくなってしまいます。手で持つのは熱いので、フォークでパクパク食べるのがおススメです!
見た目のインパクト ★★★★★ 白×白の美しさ
美味しさ ★★★★☆ 甘じょっぱい
食感の面白さ ★★★★★
食べやすさ ★★☆☆☆ 要検討というところです
総合 75点!(美味しさは十二分なのですが、レシピや食べ方の部分で、これからの伸びしろに期待を込めて)
いかがでしたでしょうか。
おそらく、未だ誰も試したことがない組み合わせだったと思いますが、新しい美味しさの発見がありました。
家で5分もあれば試せるレシピなので、是非皆さんも試してみてください!
(くれぐれも、火傷にはご注意ください!)