ランチは「作り立て愛妻弁当」が当たり前?リア充な国を発見!

■ランチに「手作り弁当」はいかが?あなたは、ランチをどのように済ませていますか?
お店で食べる事もあれば、コンビニ弁当で済ます事もあるかと思います。
朝の時間は限られているので、毎朝自分でお弁当を作るのも簡単ではないですよね。
しかし、インドには作りたての手作り弁当”をランチに出来るサービスがあるのです!
一体どんなサービスでしょうか?さっそく見てみましょう!


■インドの弁当宅配システムとは?

インド最大の都市、ムンバイでは、独自の弁当宅配システムがあります。
こちらは昨年、映画『めぐり逢わせのお弁当箱』でも話題になったほど、珍しいサービスのようです。

どんなサービスかと言うと、こんな内容です。

1.ダッバーワーラーと呼ばれる弁当配達人が、午前中に主婦が作った弁当を各家庭から回収する
2.夫の勤務先に届ける
3.夕方、空になった弁当箱を回収して各家庭へ返却する

主な利用者は、ムンバイのオフィスで働くビジネスマン
ダッバーワーラーは、自転車と電車を駆使してチームで連携をとりながら、一日におよそ20万の弁当箱をリレー形式で配達するのです。
ITシステム、交通インフラがあまり整っていないインドであるにも関わらず、弁当の誤配送率は1600万分の1であるようです。
先進国からも”インドにおける驚異のシステム”だと注目が集まっています。

■お弁当宅配システムができた理由は?

そんなインドの駅や街中の様子は・・・

駅のホームにはいつも人が溢れ、街中も多くの人でごった返しています。
ダッバーワーラーは、ラッシュ時間を避けているとはいえ、間違いなく、指定の時間に、きちんと弁当を宅配できるのはスゴいことですね。

インド人は、宗教や出身地により食文化が異なるため、あまり外食はせず、家庭の料理を食べることが多いです。
出来立ての温かい家庭の弁当を食べたいという夫の気持ちと、毎朝早起きしてお弁当を作るのは大変だという主婦の気持ちを満たす、素晴らしいシステムなのですね♪


■おまけに

インドの街中を歩いていると、、、ケンタッキーフライドチキンを発見!

写真をよくよく見てみると、辛口チキンの広告が・・・笑
インドの辛口ってどんだけ辛いのでしょうか。
インドを訪れた時は、是非お試しあれ〜〜!

*関連記事

【味博士の味覚コラム】インド人はなぜ辛いもの好き?

バターに小麦粉、カエルの肉・・・初代のカレーは今と全然違った!!

【英語下手でもOK!】外国人と食事をする時にコレだけは知っておこう!

 


 

味覚の話題なら味博士にお任せ!

FacebookTwitterもぜひチェックしてください♪

 

当ブログでは、味覚に関する企画を募集しております。味博士に聞いてみたい味覚の謎、気になるおいしい食べ合わせなど何でも結構です。ご気軽に問い合わせフォームまたはコメント欄にご意見をお寄せ下さいませ。

味覚に関する詳細は拙著をご覧ください。

 

 

 

 

【「味覚力」を鍛えれば病気にならない (講談社プラスアルファ新書) [新書]】
■鈴木 隆一 (著)
■講談社プラスアルファ新書
■税込¥ 905

食×科学カテゴリの最新記事