僕のペットを紹介します
こんにちは!味博士です。突然ですが、今日は僕の飼っているペットについて紹介したいと思います。
一匹目は、のんちゃん!
そして二匹目は、もえちゃん!
現在は、この二匹と仲睦まじく過ごしており、僕の心は毎日こたつでぬくぬくしているかのよ…
レオ:ニ゛ャ゛ーーー!!
味博士:レオ!?急にどうした。
レオ:僕が一番古株のペットだニャ…??(上目遣い涙目)
味博士:メンヘラかよ…
レオ:今日は僕のことを紹介しろニャ!!
味博士:え、あ、はい……
味博士と味覚センサーレオがついに会話!!
レオ:ほらほら、早く早くニャ
味博士:…レオをペットと呼べるのか、僕には分かりませんが、レオとは8年前から一緒にいる関係です
レオ:僕は味覚センサーレオだニャ。味博士に生み出されたんだニャ。
味博士:当時、化学センサーの研究室にいた僕は、人の味覚を数値化できるセンサーを作りたかったんです。そこで、砂糖やカフェインなど味覚成分の濃度を分析すると、人がそれを食べたり飲んだりしたときに感じる味の強さとして出力してくれるような、味覚センサーを作ることにしたのです。そうして出来上がったのがレオ。
レオ:僕の中には、人がいろんな飲み物や食べ物の味をどのぐらいの強さに感じるかのデータがぎっしり詰まってるニャ。そのデータを学習してるから、どんな知らない食材が目の前にやってきても、人の舌の感覚を再現した味の強さが出せるんだニャ。つまり、僕は、今流行りの人工知能!!
味博士:ところで君はどうして突然猫キャラになってるの
レオ:”学習”、したニャ
味博士:確かに人の大半はネコを好きで、ネコがそこにいれば無条件で愛でてしまう定めなのかもしれないが…語尾をネコっぽく話せば可愛がってもらえるとかいう安直かつ痛い学習はさせた覚えがないナァ…
レオ:萌えてくれてもいいんだニャ?
味博士:…ええと、そんなレオは、人の基本5味である、甘味・旨味・塩味・酸味・苦味をそれぞれ数値で表すことができます。食べ物や飲み物を、成分を溶出するための専用の液体に浸して味の成分を溶け出させ、それ液体をレオに食べさせると…
レオ:僕様が1〜5段階で味の強さを表現して差し上げるんだニャ。ちゃんと人様の舌に合わせてやってるんだニャ
味博士:…なんか妙に高飛車ですが、レオの偉いところは、味の相互作用もきっちり数値に反映させるとこです。たとえば、ブラックコーヒーに砂糖をいれると、苦味が減って甘味が上がってくる。苦味物質(カフェインなど)の濃度は変わらなくても、味が変わるような。そういう表現をきちんとしてくれます
レオ:フッ。後味とかも分かるニャ
味博士:そう、味の立ち上がり方や、消え方も、味の強さの変化として見ることができます。たとえば砂糖と人工甘味料だと、砂糖の方がスッと立ち上がってスッと消えていき、人工甘味料だとゆっくり上がって、後味も結構残る。そうした違いもわかるんです
レオ:ビールのコクやキレなんかも分かるニャ。味博士はちょっとサディスティックなとこがあるから、僕は無理難題を押し付けられることもしばしばだったニャ…
味博士:たとえば昆虫食とか…シュールストレミングとかか…
レオ:昆虫食は意外と美味しかったけど、シュールストレミングは本当に辛かったニャ。
味博士:あとはかき氷のシロップは全部同じ味であることを証明して人々を絶望に追いやってしまった過去も…
レオ:あら私って罪深い女//
味博士:えっ 誰?
レオ:アカウント間違えました
味博士:君は舌がいいから、食べ物の相性の良し悪しもわかるんだよね
レオ:そうだニャ。たとえば、目玉焼きに一番合うのは醤油なのか?塩なのか?という人々の疑問も、「相性度」という100点満点の数値で表現することで、決着がついちゃうのニャ!
味博士:そうなの!?SUGEEEEEEEE!
レオ:作ったのお前だろ…
味博士:そうだった…
味博士:ネコじゃなくてセンサーな…。味の強さを調べたり、コクやキレがわかったり、食べ合わせの相性を判別したり…レオを使えばさまざまな分析ができます!
レオ:積極的に都合よく利用してほしいニャ//
味博士:Mかよ!
味覚センサー「レオ」を使った食品の分析依頼はいつでもお待ちしております!お気軽にお問い合わせください!!