クリスマスに甘いものを我慢している非リアを全力でフォローしてみた

2016年12月22日

クリスマスに非リアが我慢を重ねる必要はあるのか

クリスマスに甘いものを我慢している非リアを全力でフォローしてみた

全国の非リアのみなさん、こんにちは。街中はクリスマス一色ですね。赤と緑という補色カラーリングを見ると引きこもりたくなり、いっそのこと仕事を辞めてサンタクロースになりたいと現実逃避する方もいらっしゃることでしょう。

さて、この時期になると街のお菓子屋さんのショーケースには色とりどりのクッキーやショートケーキ、ブッシュドノエルが並んでいます。そのまばゆいきらめきは非リアにとって殺人光線以外の何物でもありません。

ただクリスマスだからこそのお菓子類が美味しいのも事実。目が潰れるようなキラキラスイーツを前に、太るから我慢→でも食べたい→我慢→でも(以下略)という思考のループを繰り返した末、「もうクリスマス滅びないかな」と破滅願望を持ってしまう方も多いと思います。

今回はそんな非リアの方々を救うべく、「甘いもの、食べてもいいんだよ」系の情報をまとめてみました。

非リアはリア充よりも甘いもの欲求が強い

クリスマスに甘いものを我慢している非リアを全力でフォローしてみた

そもそもなぜ非リアは、寒いと甘いものを欲するのでしょうか。人間の脳は体が必要とする栄養素を含む食品を自然と食べたくなるようになっています。

チョコレートで考えて見ると、一般的なチョコレートはその80%〜90%が炭水化物と脂質で構成されています。「甘いものが食べたい!」とチョコレートに手を出したときは体が炭水化物(糖分)と脂質を必要としているのです。糖分と脂質は体を温めるときに必要となる栄養素。つまり寒い時期に甘いものが食べたくなる=体を温めたいということになります[※1]。

リア充のみなさんは体を温めるために人肌を欲すればいいだけの話ですが、非リアは違います。人肌を甘いもので補填するしかなく、甘いものへの欲求が強くなるのです。

甘いものを控えたからといって減量には直結しない

クリスマスに甘いものを我慢している非リアを全力でフォローしてみた

「甘いものは太るから…」と甘いものに対する欲求を我慢するのは地獄の所業です。炭水化物(糖分)と脂質を代替品で摂取すればいいだけの話ではありますが、艶めくお菓子たちを前にしながら「ご飯と牛肉で我慢しよう」など理性的な判断ができるわけがありません。だって人間だもの。

そんなあなたに朗報です。肥満科学誌『Obesity Science & Practice』に公開された研究報告によれば、ファーストフード・ソフトドリンク・キャンディーの摂取とBMI(肥満指数)との間には何ら関係がないそうです[※2]。あくまで「高カロリーフード“だけ”を控えたところで減量にはつながりませんよ」というものですが、甘いもの=高カロリーフードをいまいま我慢したところで、痩せたり太ったりする可能性は低いのではないでしょうか。

涙を流し、唇を噛み締めながら甘いものを我慢してストレスを溜めることと、欲求に従って甘いものを摂取すること。どちらが体にとって毒なんでしょうか。食べればいいと思います。

甘いものが太る原因はこれなんじゃないか

2012年に発表されたアメリカのソーク大学の研究者らによるマウスでの実験によると、同じカロリーの食べ物を摂取したとしても時間制限があるかないかで体型変化が違ったそうです。結果は時間制限のないマウスがぶくぶく太ってしまったというもので、問題はカロリーではなく時間であることが示唆されています[※3]。

また体重が減らない原因の理由のひとつとして自律神経の低下が挙げられます。アメリカの肥満学者ジョージ・A・ブレイ博士の論文では交感神経と肥満との関係が示されています。肥満の人は自律神経が正常に働いておらず、摂取したエネルギーが消費されにくくなっているようなのです[※4]。

「でも肥満大国であるアメリカ人は甘いものを大量に食べているじゃないか!」と思ったそこのあなた。アメリカの方がお食べになる甘いものの量は日本人の比ではありません。一例ですが、アメリカのシリコンバレーにある企業では無料で大量のお菓子が用意されていることでスナックやドーナツを無意識のうちにもぐもぐする習慣があるようです[※5]。

クリスマスに甘いものを我慢している非リアを全力でフォローしてみた

ガッタガタの自律神経を抱え、ダラダラと大量の間食をしている場合はそりゃ太るよなぁ…としみじみ思ってしまいますが、局所的にケーキを我慢したところで肥満や減量につながるかといったら、必ずしもそうではないようです。

甘いものにすがることは悪いことではありません。今こそ罪悪感を払拭し、破滅願望を抱くほど追い詰められる前に日々のストレスを甘いもので洗い流してみてはいかがでしょうか。

(本記事は60%のソースと40%の独断・偏見でできています。甘いものの過剰摂取を促すものではありません。そのあたりはあくまで自己責任でお願いいたします)

参考(関連記事):
※1: 冬に甘いものを食べたくなるアナタ、体の中ではこんなことが起きている!
※2: 【朗報】高カロリーな食べ物とBMIは関係なかった
※3: 【衝撃】ダラダラ間食すると太ることがマウスで証明されていた・・・
※4: 【続報】肥満の原因は高カロリーな食べ物ではなく…これだ!
※5: 「肥満の原因は高カロリーな食べ物ではなく…これだ!」〜アメリカ編〜

味博士の研究所 編集部
味覚センサーレオを中心として、味覚や食の科学に関するニュースを配信しています。