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「肥満の原因は高カロリーな食べ物ではなく…これだ!」〜アメリカ編〜

「肥満の原因は高カロリーな食べ物ではなく…これだ!」〜アメリカ編〜

無料のスナックやドリンクで社員の満足度を向上させるシリコンバレー

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肥満の原因は高カロリーな食べ物ではなく…これだ!」にてアメリカ人の食生活を例に上げ、高カロリー食ではなく大量摂取が問題だと記載しましたが、どうやらアメリカのシリコンバレーでは大量摂取せざるを得なくなってしまう会社の福利厚生が存在するのだとか。

明日のGoogleやAppleを目指すスタートアップ企業が熾烈な競争を繰り広げているシリコンバレーでは、優秀な人材の確保と維持が死活問題。
会社側は福利厚生などを充実させていかに優秀な人材を確保するか、様々な試みをしています。

そういった試みの一つに無料の飲み物やスナックの提供があります。米国Seamless社が1,100人の正社員を対象に2013年に実施したリサーチによると、60%の回答者が会社が提供する無料のスナックやドリンクが社員の満足度に貢献していると回答しています[※1]。毎日長時間を過ごすオフィスで、コーヒーとスイーツで同僚との親睦を深めたり、残業中の空腹を満たしてプロダクティビティを高めたりと、その効果は実証されているようです。

今回は実際にシリコンバレーで働くAさんに、詳しくお話を伺いました!

コーヒー豆のテイスティングからアーモンドミルクまで

筆者

無料のドリンクやスナックについて、シリコンバレーではどういったものが提供されているんですか?

Aさん

例えば私の勤める某スタートアップ企業の場合。最近のサードウェーブなどコーヒー熱の高まりを反映してか、社内用コーヒー豆を決定するテイスティング会と社員投票が開催され、上位入賞の品種がキッチンに常備されています。また牛乳(成分無調整、低脂肪)、Half & Half(牛乳と生クリーム半分ずつ)、豆乳、アーモンドミルク、100%オレンジジュース、炭酸飲料各種(ペプシ、フレーバーティ、レモネード等)が社内のいたるところに常備されている他、シリアル各種、オートミール、グラノーラ、作りたてのポップコーン(バターたっぷり)なども。

会社によっては、毎日ケータリングランチ(ベジタリアン用も)やディナーまで提供するところもあります。

筆者

至れり尽くせりですね!日本ではなかなか考えられないかも。

Aさん

日本でもGoogleなどでは無料でランチを提供しているようですが、シリコンバレーのGoogle本社のカフェテリアの充実ぶりはこの辺ではもっぱら評判です。

オフィスは誘惑に満ち溢れている

筆者

具体的にどういった誘惑があるんですか?

Aさん

午後の長い会議の後、コーヒーを取りにキッチンに行くとそこには綺麗に並べられた無料のスナックの数々が。無意識のうちに小さい袋入りのスナックを手に取り、その場で完食。席に戻るときに予備のために多めのスナックを持ち、今度はスクリーンを睨みながらモグモグと。無意識のうちに(ここがポイント!)会議が終わってから終業までずっと食べ続けているなんてことも。

これが習慣化すると、結果は明らかですよね。

筆者

Aさんの周りでも、そういったかたはいらっしゃったんですか?

Aさん

私の同僚は入社してから既に5キロも体重が増えたとこぼしています。彼女を観察していると、キッチンに行くと必ずスナックを持ち帰ってきます。そしてパクパクと食べながら仕事をして、食べ終わるとまたキッチンへ。こうして常に食べているわけです。「【続報】肥満の原因は高カロリーな食べ物ではなく…これだ!」をリアルに体現しているのです。

会社が社員のために提供するバラエティに富んだフードとドリンク。実際に社員のやる気と満足度のアップに繋がるなら会社としても提供する意義があるというもの。ただ、社員にとっては、会社側のこういった気遣いは嬉しい反面、健康上の注意が必要になってくることも事実です。

うらやましい!」と思ってしまいますが、誘惑に負けない心を持ち続けるのも至難の技ですね。
最後にAさんからいただいた衝撃的なコメントをどうぞ。

Aさん

会社が提供するスナック以外に、社員がドーナツやベーグルなどを差し入れることも頻繁にあります。今朝、私のオフィスでは同僚が大きな箱入りのドーナツを差し入れてくれました。朝から美味しそうなドーナツを目の前にして、気分が上がらない人はいないですよね。社内投票で厳選された深炒りコーヒーを片手に食べるドーナツ、同僚との会話も自然と弾み、「今日も1日頑張るぞ~」なんてやる気が沸いてきます。
が、その後衝撃的な現場を目撃することに。

前述とは別のスイーツ大好き、メタボ気味な同僚は、ドーナツを1個、また1個、そしてダメ押しにもう1個と、ランチまでに3個完食!目の前で3個目を食べる同僚をみて、「自律神経の働きが鈍ってしまっている…」が私の頭をよぎったことは間違いありません(ちなみに、午後もう1個食べたので合計4個のドーナツを食べたことに)。

参考[※1]:http://www.seamless.com/business/fact-sheets/cor-wht20130212foodatworksurvey2.pdf

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