「運動しなきゃヤバいと思いつつもやる気が出ない人」にお医者さんからオススメのスポーツをご提案!

「運動しなきゃヤバいと思いつつもやる気が出ない人」にお医者さんからオススメのスポーツをご提案!

■運動を先延ばしにしてる人、注目!

150706_階段あなたは心当たりありませんか?
「まだ若いのに、階段の上り下りはなるべく避けたい」
「健康診断でイエローカードをもらいつつも、時間がないので放置」
こうした「衰え」を感じることがあっても、忙しい日々の中で運動に時間を割くのは中々難しい
というのを言い訳に、運動を始めるのを先延ばしにしている——

今、こんな“運動しなきゃヤバいと思いつつもやる気が出ない人”が増えているようです。
しかし、医師で起業家の五十嵐健祐先生によれば、
「生活習慣病の予防は、気軽に、タダで出来るのに、みんなやらないのは、勿体ない!」のだそうです。

今日は、五十嵐先生(以下敬省略)に、気軽にタダで出来る健康の秘訣をアツくぶっちゃけて頂きました!

■五十嵐健祐先生のプロフィール

150706_五十嵐さんイメージ(1)
お茶の水内科院長、内科、循環器内科医。神保町ウォーキングテラス代表責任者。ヘルスケアアプリやスマートデバイスの研究開発を行う一般社団法人ヘルスケアテクノロジー研究会代表理事、デジタルハリウッド大学学校医、国際医療福祉専門学校非常勤講師、東京医薬専門学校非常勤講師、特定非営利活動法人メタボランティア理事等を務めるなど、幅広く活動中のハートがアツい先生です。


■食事改善は、ヒトの進化が必要!?

150707_進化病気になるかどうかは、食事・運動・睡眠・酒・タバコの、大きく分けて5つの要素で決まるそう。
まずは、味博士も気になる“食事”の改善法を聞いてみると…

五十嵐:食事を改めるのは、10万年単位の時間をかけてヒトが進化しないとぶっちゃけ難しいです。

と、進化レベルでの回答をされてしまいました。

五十嵐:ヒトが1日3食食べられるようになったのは、ここ50年程度なんです。
それまでは、次にいつ食事にありつけるか分からないような環境で生活していました。
このため、人の体にはエネルギーを蓄えるためのしくみが沢山あります。
油がぎっとりしていて、塩分が高いものを我々が美味しいと感じてしまうのもそのしくみの一つ。
これより美味しいものを作れるか?って言われると、そう簡単ではありませんよね。
食事を買えるには、長い年月が必要なのです。

いかにも体に悪そうなものが美味しいのは、エネルギー補給に適応した体の仕組みのせいだったのですね。

五十嵐:我々日本人は幸いな事に、日本食を食べる機会が多いですね。日本食は、低脂肪野菜お魚中心なので、体に良いですよ。ただし塩分取り過ぎには注意が必要です!

和食を食べてればとりあえず安心のようです!しかし、毎度和食を食べるわけにもいきませんよね。健康に気をつけるために、一体どうすれば良いのでしょうか…?

■ウォーキング以上に気軽にできる運動はない

150707_ウォーキング

もちろん食事に気をつけるのも大切ですが、運動を生活に取り入れるのが手っ取り早そうです。
一番気軽に始められる運動を聞いてみました。

五十嵐ウォーキングは、気軽に、誰でも、無料で始められる一番の運動です。
手ぶらで、どこでも出来るので、無理なく続けられますよ。
これでもやりたくないっていう人には…もう知りません。人類全体を救いたいわけでもないので。笑

ウォーキングすら出来ない人はお医者さんにも見放されてしまうようです。
運動しないとピンチ!な方は、ウォーキングからチャレンジしてみましょう。

五十嵐:普通に歩くだけで良いんです。1日30分、一駅分手前で降りて、家まで歩く。
これを毎日続けるだけで、ずいぶん変わりますよ。

■新しい医師のカタチ

150707_テラスなんでも、五十嵐さんはウォーキング普及に向けて、新しいチャレンジをされているとか。

五十嵐:近日中に、神保町ウォーキングテラスをオープンすることにしました。
ここは、ロッカー、シャワールーム、ドリンク、軽食等を完備してウォーキングする人たちをサポートする施設です。

前回の記事でも少々紹介した神保町ウォーキングテラス。
それにしても、医師が店舗運営とは、珍しい試みですよね。その想いはどこにあるのでしょうか。

五十嵐:医師は、何か症状が出て病院に来た人しか診れません
健康診断で引っかかった人の中で、実際に病院に来るのは3割くらいです。残りの7割は予備軍なわけです。
そうした人たちに、実際に運動を開始できる環境を提供するべきだと思うようになりました。
病気になる前にアプローチすることが、全然できていないなと。

病気の上流にある生活環境の改善に役立てていないことに問題意識があったのですね。
病気の予防にも、医師はもっと役立っていくべきなのかもしれません。

五十嵐:特に生活習慣病の予防法は確立されていますし、コストも安いです。
でも医師はそこに全然アプローチできていないんですよね。

■「血液ドロドロ・サラサラ」は、厳密には5種類ある!?

150707_血液イメージ循環器系のお医者さんなので、よく耳にする「血液ドロドロ・サラサラ」という言葉の意味についても訪ねてみました。

五十嵐:血液ドロドロは、学術的には5種類あります。
1つ目は、脱水によって血液粘稠(ねんちょう)度、つまり、血液のねばっこさが上がって血液がドロドロになることがあります。
2つ目は、血液中の血小板機能が劣化すると、血液の流動性が上がってサラサラになります。
3つ目は、血清(血液の液体部分)の凝固能(固まりやすさ)でも、サラサラやドロドロが決まります。
4つ目は、動脈硬化に関係するものですね。血管内皮機能(血管壁のつまりやすさ)で血液の流れがドロドロしたりサラサラしたりします。
5つ目は、タマネギを食べるとサラサラになるといったフィーリングの話ですね。

ニュースやテレビ番組で良く耳にする「血液ドロドロ・サラサラ」にこんな深い事情があったとは…!

五十嵐:なので、医療現場で「この患者さんの血液、サラサラです!」なんて言っても、ハァ?って顔をされますよ。笑
正しい情報を伝えていく事も、医師の役割です。

■江戸時代にもサバンナにも通用する価値を

150707_サバンナ最後に、五十嵐先生の壮大なビジョンのお話を聞いてみました。

五十嵐:ウォーキングテラスの会社名は「株式会社江戸サバンナ」と言うんですけど。
エドは江戸時代のこと、つまり時間的隔たり。
サバンナはサバンナ地帯のこと、つまり空間的隔たりです。
時代や空間が離れている人にも価値を見いだしてもらえるような、普遍的なものを提供していきたいという想いが込められているんです。
医療機関で出来る事、出来ない事、なんていうのは人が勝手に決めたラインですよね。
そうした垣根を取っ払って、本当に価値のあるヘルスケアを生み出していきたいです。

150707_味博士五十嵐握手五十嵐先生、お忙しい中貴重なお話ありがとうございました!!

 

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