■■ 機能性ヨーグルトにぷるっとローヤルアロエでダブル機能!?
前回はタカラジェンヌの皆様の美しさを保つ秘訣と味博士こと鈴木隆一による味覚×美容対談が行われました。そして、今タカラジェンヌの美容健康への取り組みでヨーグルトが流行っているということを受けて、マハロエファームのぷるっとローヤルアロエを機能性ヨーグルトの上にのせて試食をしました。
そして一同は、、、、美味しさに感動!!!
そこで味覚について味博士が解説しました。
弊社AISSYは慶應義塾大学と共同で味覚センサーという食品や飲料の味を分析する機械を開発しました。
これらを用いると、料理や飲料の味「甘いとか酸っぱい」というのが、どのくらい酸っぱいのかとかが一目瞭然で可視化できます。基本的には生理学的には基本5味と言って、酸味、塩味、苦味、旨味、甘味の5要素に分解されます。そしてこの味覚センサーではこの5要素の味の強さを数値化することができるのです。
今回はこの味覚センサーを使って、味覚分析を行いました。
具体的に事例をみてみましょう。まずは機能性ヨーグルトです。皆様もイメージできると思うのですが、ヨーグルトだけだと非常に酸味が3.49となかなかな酸っぱさを感じるといった味覚をしています。
(※味覚の強さは個人によって感じ方は異なりますが、平均的には3がそれなりに味を感じとれ、4に近づいてくると味は強く、2にであれば薄味という印象。)
このように数値化されます。
■■ 複数の味覚が複雑に絡まって美味しいを生み出す!!
味覚についてもう少し説明すると、味というのは酸味だけとか甘味だけとか単一の味覚だけでは美味しいと感じないのです。例えば、砂糖だけを溶かした水を飲んでも美味しいとは思わないですよね。つまり、人間は「甘いのが好きだ!」なんて表現をしますが、実はいろんな味が絡まり合って美味しさというか飽きない味を生み出しているのです。例えば、ストロベリー系のスイーツだと、酸味と甘味などが特徴となっているのです。要するに人間は甘味が強くなったり、酸味を感じたり、口の中で複雑に変化する味を好むのです。
■■ 甘味と酸味のバランス!機能性ヨーグルトをまろやかに
では今回ヨーグルトに入れたぷるっとローヤルアロエってどんな味がするのでしょうか?
アロエなので苦いと思いきや、苦味が1.75と抑えられているどころか、甘味3.13とほどよい甘味があるのですね。参考程度にアクエリアスの甘味が今回の測定では3.22でしたので、ほんのり甘い感覚をご理解頂きやすいのではないでしょうか。そして、なんと言っても酸味が特徴です。酸味が3.28と甘味の強さとバランス面でとても優れているのです。味覚バランスが優れていることで、酸味と甘味が複雑に口の中で変化しますので、単体で食べても甘すぎることなく、また酸っぱすぎることもなく美味しく召し上がることができます。また先ほど言った、味覚的にも3前後ですので、薄味で工夫されていると言えます。つまり、味覚力という観点からも健康及び美容によいと言えるかと思います。
ぷるっとローヤルアロエが先ほどの機能性ヨーグルトと混ぜ合わせるとヨーグルトがまろやかに変化するのです。機能性ヨーグルトの酸味が尖っていたグラフから、甘味が増し、酸味が抑えられることにより、グラフも尖ったグラフから五角形としても何となく鋭角がなくなってきているように見えますよね。そうです、この変化こそがまろやかになっているのです。そして、新たな味覚が加わわることで、それが複雑な味を生み出し美味しいというか飽きない味を演出するんですね。しかも、これは数字面から見ても薄味と言えるのではないでしょうか。
■■ 公演の合間に最適な味覚
-- 味覚と美容について、舞台や稽古について聞けたらと思います。体を動かす場面があるかと思うのですが、そういう時何をもって行きますか。
涼瀬さん: 汗を書くことが多いので、スポーツドリンクのように、すぐエネルギーになるものを持ち歩いていますね。 あと、こまめにちょっと食べれるものをもっていきます。舞台の本番は口紅をしっかり塗りますので、大きい口で何か食べるということができないんです。そこで化粧が崩れない程度に食べられるものということでよく、ぷるっとローヤルアロエを持っていってます。
-- 最後に、運動の合間にぷるっとローヤルアロエ、というのは味覚的観点からから捉えていかがでしょうか。
味博士: 先ほどお話した通り、こちらは酸味と甘味の組み合わせなんです。実はこの組み合わせ、スポーツドリンクの味覚と近い形をしているんです。またクエン酸が含まれています。クエン酸に限らず、本来酸味のものっていうのは新陳代謝という役割をもっています。新陳代謝することで、どんどん体が生まれ変わっていくんですね。
梅園さん: やっぱり自分も酸味を欲するんですよね。
味博士: そうです、それがとても大事なことなんです。基本的には体が欲するものをより美味しく感じるんです。例えば、通常であれば酸っぱいなと感じるものでも、例えば汗を書いた時に飲むと美味しく感じるという経験はあるかと思います。それは、体が求めているから酸っぱさを意識しないというか美味しく感じるようにできているのです。つまり、体が欲するものを摂るというのが原則です。なので、味の濃いものに慣れてしまうとそういう味覚が衰えてしまうので、分かる味覚を育てる・鍛えるというのが重要なポイントになりますね。
一同: なるほど、味覚を意識するってとても重要なことなんですね。
-- 有難うございます。時間がきましたので、そろそろ終わりにしたいと思います。今回の対談で皆様に美容と味覚について対談頂きましたがとても面白い視点でしたね。美を保つにはまずは食からと言うことが言えるのじゃないでしょうか。
本日は有難うございました。
一同: 有難うございました!!
(終わり)
■■ 対談者プロフィール
▼ 元タカラジェンヌの皆様
1. 梅園 紗千(うめぞの さち)
星組・娘役/2010年に宝塚歌劇団を退団
2. 南帆 サリ(みなほ さり)
星組・娘役/2008年に宝塚歌劇団を退団
3. 嶺乃 一真(みねの かずま)
花組・男役/2009年に宝塚歌劇団を退団
4. 涼瀬 みうと(すずせ みうと)
雪組・男役/2011年に宝塚歌劇団を退団