インタビュー

味博士×元タカラジェンヌ異色の対談【前編】~タカラジェンヌ、美の健康方法とは?~

先日、美容について対談取材の依頼がありました。
元タカラジェンヌの方々との対談です。テーマは『美容と味覚について』という打診でした。
実は美容は味覚ともとても深い関係にあるのをご存知でしょうか。味覚力を鍛えることで健康な食生活を送ることができます。結果的に健康肌を維持することができるのです。
今回はその対談の様子を前編、後編に渡ってお届けします。

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■■ 美しさをキープする秘訣は適切な間食と薄い味付け!!

-- 美しさをキープする秘訣を教えてください。

梅園さん: 舞台に出させて頂いており、稽古に通うことが多いので、合間合間に食べるものに気をつけています。

涼瀬さん: 舞台とか家事の合間合間に食べるものに気をつけることでしょうか。

-- 間食に気をつけるとのことですが、具体的にはどのようにされていますか?

嶺乃さん: 宝塚では毎日舞台に立って、1時間とかショーで踊っていたんですが、退団してからは今も舞台には立っているのですが運動量が減ってしまいました。なので、かつてはすごくたくさん食べていたんですよ。でもそれでも消費されていたんですよ。なので、量に気をつけています。そしてまた、夜遅く食べることが多いんですよね、だからできるだけ濃いものではなくて薄味でさっぱりしたもの選ぶよう心掛けています。

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味博士: 今非常に大事なことを仰いました。濃いものよりも薄いものを好んで食べられるということだったんですけど、とても重要です。
元々味覚っていうのは、人間が生存していく上で、必要なものを摂取し、不必要なものを排除するために生まれた感覚なんですね。なので、元々は健康によいものを摂取し、悪いものをとらないようにする、というのが通常なんですよ。なので、味覚で美味しいなって思うものをとっていれば大丈夫だった。でも最近は濃い味ブームというか味が濃いもの、こってりしたもの、もしくは糖分がいっぱいあるものなどが、世の中に出てきて広がってしまったんですよ。そして、そういうものは人間の本能に訴えかけるんです。なので、そういったものが好まれる方が増えてしまったんです。
そして、そういう脂っこいものや糖分が多いもので代謝がうまくいかず健康を阻害する要因になってしまいがちなんです。
まとめると、薄味でさっぱりしたものというのをとっていれば体にとって十分なのです。
なので、濃い味ではなく、薄い味でさっぱりしたものを意識した食生活を行うということはとても大事なことなんです。

一同: なるほど〜。薄味の方がお肌にもいいんですか?

味博士: ここで重要なのは、直接的に肌に関係するとかそういうことではなく、薄味でも美味しいと思える味覚をもつ事なんです。美味しくないと思って食べてもそれはストレスになってしまいます。そうすると結果として肌によくないということに繋がってしまいます。さらに言うと、現代人は非常にストレスを抱えやすいんです。人はストレスを抱えると感受性が落ち、濃い味についつい手が出てしまうのです。そうすると脂や糖分を通常時より多くとってしまうのです。結果として美容に好ましくないということになるのです。
従って、薄味を維持するということがとても重要なのです。

一同: なるほど!!

梅園さん: ああ〜確かに言われてみればそうですね。でも薄味を維持するのは難しいです。

■■ 味覚は変えることが可能!!

味博士: 確かに薄味を維持するということは一見とても難しそうなのですが、実はそうではないのです。人間は、舌にある味蕾(みらい)という部分で味を感じ取っています。そしてその味蕾は約10日に一度生まれ変わっているのです。過去に行った実験では、すごくハンバーガーが大好きな方がいたのですが、実験でとにかく10日間ハンバーガーはもちろん、味の薄いものだけをとるということを行いました。すると、10日後に再度ハンバーガーを食べたら、味が濃くて食べられないという現象が起こったのです。

一同: へぇ〜〜(驚嘆)

味博士: 視力と違って、味覚は割と変えることができるんですよ!

梅園さん: でも会食とかあって、なかなか10日間薄味を維持するっていうのが難しいんですよね。

味博士: 確かに外食が入るとコントロールしにくくなる側面もあります。しかしまずは、調味料のつけ過ぎに気をつけることでも改善できます。例えば、トンカツにソースをかけ過ぎない。お寿司の醤油をつけすぎない、そんなシンプルなことでいいのです。それを意識することで徐々に舌が慣れていくのです。

一同: へぇぇぇ!!!あぁ確かにそうかもしれない!!

■■ 機能性ヨーグルトがトレンド

-- 食生活で最近美容を意識して摂取するものはありますか?

南帆さん: 子供ができてからは、子育てや家事が忙しいので、手早く食べられて身体によいものを選んで食べています。特に最近だとヨーグルトですね。機能性があるものが多いし、インフルエンザ防止にいい、と聞いたこともあるので食べるようにしています。

-- 選ぶ際の基準はありますか?

南帆さん: カロリーが気になるので、無糖のものがいいですよね。でも色々あって目移りしてしまいます。

嶺乃さん: 私は、片手で飲めるものがいいですよね。電車の中とかで移動中にサッと飲むことができるので。ゼリーになっているものとかドリンクタイプはすごく嬉しいです。公演の合間にも飲みやすいですからね。

梅園さん: 公演中とかだと、ちょっとサッと食べられるものなんかは嬉しいんですよね。

涼瀬さん: 公演前にしっかり食べると体が重たくなってしまうんです。なのでヨーグルトをキューと飲む感じですね。

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「味覚力」を鍛えれば病気にならない――味博士トレーニングメソッド
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-鈴木隆一


 

後編に続く(1/15日配信)

■■ 対談者プロフィール

▼ 元タカラジェンヌの皆様

1. 梅園 紗千(うめぞの さち)
星組・娘役/2010年に宝塚歌劇団を退団
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2. 南帆 サリ(みなほ さり)
星組・娘役/2008年に宝塚歌劇団を退団
Sari_Minaho

3. 嶺乃 一真(みねの かずま)
花組・男役/2009年に宝塚歌劇団を退団
Kazuma_Mineno

4. 涼瀬 みうと(すずせ みうと)
雪組・男役/2011年に宝塚歌劇団を退団
Miuto_Suzuse