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冬にアイスを食べるのって、意外と理にかなった行動じゃない?

11月15日は「冬アイスの日」でした。寒い冬にあえてアイスを食べるというこの運動、年々注目度も上がって来ています。

暖かい部屋のなかで食べるアイスはなんともいえない贅沢感がありますよね。何か嬉しいことがあったときは冬でもアイスクリームを買って、暖房が効いた部屋やこたつでアイスを頬張ったりします。至福です。

この「冬アイス」について、味博士の研究所的観点から考えてみました。

寒くなると、甘いものが欲しくなります。この理由として、人間は体温を維持するためにエネルギーを消費します。寒くなるとこの体温維持のために暖かい季節よりも多くのエネルギーを燃やす必要があります。

そこで脳がエネルギーを求めるんですが、このエネルギーのもとである炭水化物、たんぱく質、脂質がアイスには含まれているんですね。100gあたり炭水化物が23g、たんぱく質が3.9g、脂質が8gです[*1]。

また、アイスは「冷たい」という刺激と「甘味」を連続で感じるのが美味しさの秘訣。この「冷たい」という刺激を欲するもはもちろん体を冷やそうとしています。

最近は断熱材を使用した建物の増加や暖房性能の向上などで、室内でも暖かいことが多いですよね。出かけた先でも、外にいた格好のままで建物内を歩いているとじんわり汗ばんでくるほど。冷たい刺激を欲するのも、理にかなったことでしょう。

かくいう筆者も、先日建物内のあまりの暑さに、ス○バでフラペ○ーノを注文しました。手は冷たくなりましたが、一口目の「食べたいもの食べてる感」はすごかったです。

その他、個人的には「甘味の調節」ができることもアイスクリームの良いところではないか?と思います。食品の温度が上がると甘味は強くなりますが、これがチョコレート等だと、甘味が強くなりすぎたりもします。アイスクリームは温度的に甘さ控えめ。ドロドロになると甘い液体になりますが、多少溶けても強くなりすぎない甘さも良いところなのではないでしょうか。

参考:日本食品標準成分表

味博士

味覚センサーレオを中心として、味覚や食の科学に関するニュースを配信しています。