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胃もたれ防止に!胃の中に食べ物がどれぐらい滞在するのかまとめてみた

胃もたれ防止に!胃の中に食べ物がどれぐらい滞在するのかまとめてみた

調子に乗ってつい食べすぎたあとに、胃もたれに襲われるのは納得できます。しかし、たくさん食べたわけではないのに胃もたれがしたり、逆に大量に食べたのに何事もないというようなこともありますよね。

こうした違いは、胃の中に滞在する時間や、消化のしやすさが食べ物ごとに違うことが関係するようです。よく「寝る◯時間前には食事を済まそう」などとも言われますが、実際食べ物がどれぐらいのあいだ胃の中に残っているのかは、あまり知られていないのではないでしょうか。

そこで今回は、身近な食べ物の胃の中での滞在時間をまとめてみました!

胃の中で起きていること

食事を進めるにつれて、胃がふくらみ、お腹が出てきてウエストがきつくなりますが、しばらくすると少し楽になってきます。これは、胃から少しずつ食べ物が減っていくためです。

胃の役割は2つあり、1つは小腸などの消化管に送る食べ物の量を調節すること、もう1つは消化管で栄養分を吸収しやすいよう食べ物を胃酸で溶かして細かくすることです。

このとき、食べ物の種類によって胃酸で溶けるまでの時間が異なります。時間がかかるものほど胃の中に長く滞在し、短いものは早めに送り出されるようになります。それでは、どの食べ物がどれぐらい滞在するのかを見てみましょう。

胃の中での滞在時間

以下に、私たちに身近な食べ物100gあたりの胃の中の滞在時間を示します。

◎白米 vs パン

主食対決となる白米とパンでは、白米が平均2時間15分なのに対し、パン(白パン)は平均2時間45分と、パンの方が30分長いようです。ご飯は普通盛りが約150gほどですが、パンは1個が100gより少ないことが多いので、1杯や1個という単位で比べる場合は、トントンぐらいになりそうです。

◎さつまいも vs じゃがいも

お次は、空腹しのぎのお腹にたまる炭水化物対決。さつまいもとじゃがいもでは、さつまいもは平均3時間なのに対し、じゃがいもは平均2時間30分と、さつまいものほうが30分長いようです。サイズにもよりますが、さつまいも1本は200〜300g、じゃがいも1個は100〜200gほどであるようですので、まるまる平らげた場合は、これよりも長い時間胃の中にいることになりそうです。

◎牛 vs 豚 vs 鳥

みんな大好きお肉3種類対決。いずれもすき焼き用に薄切りにした場合で、牛は平均3時間45分豚は平均4時間15分鳥は平均4時間であるようです。お肉をメインのおかずにする時には100g以上食べる場合が少なくないと思いますので、お肉を食べた時には実際に4時間近く胃の中に肉が残っていると考えて良いでしょう。

◎すき焼き vs ステーキ

肉の中でも薄い肉と厚い肉ではどうでしょうか。すき焼き用の薄い牛肉は平均3時間45分なのに対し、ステーキ用の厚い牛肉になると平均4時間15分と、30分ほど長くなります。これは同じ100gで比較していますが、厚い肉よりも薄い肉のほうが口の中で細かくしやすいことや、表面積が大きいために胃酸に触れる面が増えることとが、薄い肉の滞在時間を短くしていると考えられます。

◎あじ vs かれい vs さわら

続いてはお魚対決です。煮魚として使われる3種類では、あじが平均3時間15分かれいが平均2時間45分さわらが平均3時間ほどであるようです。お肉と比べると全体的に1時間ほど短いようですね。魚一尾のサイズは個体差が大きいため、上記を基準に食事ごとに判断するのが良さそうです。

◎水 vs コーヒー vs 牛乳

最後は飲み物対決です。こちらは200gごとになります。水は平均1時間30分コーヒーは平均2時間15分牛乳も平均2時間15分であるようです。「液体なのにそんなに長く滞在するの?」と思われるかもしれませんが、小腸に一度に大量の水分が流れ込んだら大変なことになります。栄養分の吸収スピードや便の硬さを考慮して、水分も小刻みに送られていくのですね。

いずれも、思ったより長く滞在しているなという印象を受けたのは筆者だけでしょうか。胃もたれを気にされる方は、こうした胃の中の滞在時間を考慮して食べ物を選ぶのも良いかもしれません。他にもさまざまな食材について調べられていますので、もっと詳しく知りたい方は参考文献をご覧ください!

参考:明治時代の文献に見る調理科学(4)

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