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高いエビは本当に美味しいの?車海老の味を味覚センサーで調べてみた

「値段に美味しさは反映するんだろうか」……スーパーなどでちょっと高い食材を目にしたとき、こんな風に思うことはありませんか?

思い切って高い食材を買ってみると「いつも買ってる安いものより美味しい!」なんて思ったりします。しかしこれが本当に美味しかったのか……値段が高いものを買ったから美味しいと感じたのか……自分は違いをわかっているのかと考え始めるとキリがありませんよね。

というわけで今回は高いエビの味の違いを見てみたいと思います。

車海老とタイショウエビの比較

今回用意したのは伊勢海老……ではなく伊勢海老に次ぐ高級エビと言われる車海老です。ちょうど今が旬のまっただ中ですね。また、比較対象として車海老よりリーズナブルな、クルマエビ科のタイショウエビ(コウライエビ)を用いました。

2種類のエビの味の違いをチェックするのは味覚センサーのレオ。

人工知能を搭載し、ヒトが感じる味覚を数値にして表してくれるハイテクセンサーです。

では早速、味覚センサーレオによる味の分析結果を見てみましょう!

エビの美味しさの元は、芳醇な旨味と噛むごとにほとばしる甘味ではないでしょうか。車海老は各味覚の中で一番旨味が強く、次いで甘味という結果。タイショウエビと比べてみると、味の違いが一目瞭然です。タイショウエビも旨味はありますが塩味が強く、甘味が弱い味ですね。

旨味と甘味にフォーカスして比較すると以下のとおり。

どちらも0.2ポイント以上の有意差で、これは約90%の人がわかる数値です。

次にコクを比較してみましょう。コクとは「味の総和」のこと。各味覚がバランスよく含まれていると味わいが深くなり、コクを感じます。

こちらも全体的に味が濃く、旨味・甘味・塩味が揃った車海老のほうが、タイショウエビよりも高い数値となっています。

以上のとおり、高級エビである車海老は比較的リーズナブルなタイショウエビに比べて、旨味・甘味・コクが高いという結果になりました!

車海老は刺身、塩焼きなど素材の味が引き立ちやすい料理に利用されます。対してタイショウエビは天ぷらやエビフライなど揚げ物が主流ではないでしょうか。2種類の味の違いを見ると、この使い分けも納得のところですね。

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味博士の研究所 編集部
味覚センサーレオを中心として、味覚や食の科学に関するニュースを配信しています。
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