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美味しいのは大事だけれど、もっと大切なのは食中毒予防。

美味しいのは大事だけれど、もっと大切なのは食中毒予防。

全国的にすっきりしないお天気が続いています。西日本もいよいよ梅雨入り。東日本も7/21頃まで梅雨が続く見込みです。

気温と湿度がともに上がるこの時期、食べ物が腐りやすく、食中毒が起きやすくなります。ニュースになるような大規模な食中毒事故は飲食店や施設などが多く印象に残りやすいですが、食中毒は過程でも起きています。平成30年度のデータでは、食中毒事件の12.3%が家庭で起きていました。

家庭で起こる食中毒は、発症人数が少ないことから食中毒と気づかれにくく、重症化することもあります。
過去には、カレイの切り身を調理したまな板で一夜漬けの野菜を刻んだために、腸炎ビブリオ食中毒となった事例や、割った生卵を放置して長時間経った後食べたことによってサルモネラ腸炎によって死亡した例もあります。

この時期に改めて、食中毒の予防について学んでみましょう。

厚生労働省の定める食中毒予防の3原則は「食中毒菌を 付けない、増やさない、やっつける」です。できるだけ菌と接さず、菌の増える環境に食材をおかず、調理や食事の際の殺菌を心がけましょう。
食生活のそれぞれのタイミングで気をつけることを覚えておきたいですね。

【1】お店で
・肉、魚と他の食品が直接触れないように、それぞれ分けて包みましょう。
・スーパーの帰り道は寄り道せずまっすぐ帰りましょう。

【2】冷蔵庫で
・冷蔵庫がぱんぱんだと冷えません。7割程度にしておきましょう。
・冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に維持しましょう。
(多くの細菌は10℃で繁殖が緩やかになり、マイナス15℃で増殖が止まります)  

【3】キッチンで
・手洗いは念入りに。指の間や指先、手首まで洗いましょう。
・タオルやふきんは清潔なものに毎日交換しましょう。
・冷凍食品の解凍は冷蔵庫でおこないましょう。
・ゴミはこまめに捨てましょう。
・生の肉、魚を使った調理器具は熱湯消毒しましょう。
・肉、魚は、生で食べる食材から離して置きましょう。
・加熱は十分に(目安は中心部分の温度が75度で一分間以上です)

【4】食卓で
・食事の前に手を洗いましょう。
・おかずを長時間室温に放置しないようにしましょう。

【5】食事が終わった後
・残ったおかずは手を洗ってから、清潔な容器で保存しましょう。
(小分けした方が早く冷えて安心です)
・少しでも怪しいと思ったら思い切って捨てましょう。

当たり前のようでいて、「まいっか」とやってしまいそうなことばかりです。家族の健康を守るため、気をつけたいですね。

[参考]
梅雨入りと梅雨明け 2019(速報値)
厚生労働省:食中毒は家庭でも発生しています!
平成30年度食中毒発生状況(概要版)及び主な食中毒事案
こうしておこった食中毒【家庭編】

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