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揚げ物の油っこさを抑える3つのコツ

揚げ物の油っこさを抑える3つのコツ

ダイエッターでも揚げ物が食べられる?

フライドポテト、唐揚げ、天ぷらなどなど。揚げ物には絶妙な魅力があります。しかし、ダイエットを意識している人や胃がもたれやすい人は、油にどっぷり浸して揚げるというその「ザ・脂肪」な映像そのものを想像しただけで、食べるのを遠慮してしまうかもしれません。

そんなあなたに朗報です。揚げ物は作り方を少し工夫するだけで、吸着する油の量を調節することができます。揚げ物をするときの3つのコツを覚えて、せめて自分で作る時ぐらいは、カロリー控えめな揚げ物を楽しみましょう!

油っこさを抑えた揚げ物を作る3つのコツ

神戸森女子短期大学(現:神戸学院大学)の研究者らは、小麦粉を練ったものを使って様々な条件で揚げの実験を行いました。その結果から「なるべく油を吸着しない」方法として考えられることを、3つにまとめてみました!

1)高い温度で揚げる

5gの小麦粉を練ったものを、油の温度を100度、140度、180度でそれぞれ5分揚げた実験では、油を吸着する量が5.4%、4.9%、3.4%となりました。油の温度が高いほど、油を吸着する量が少なかったのです。どの食材を揚げるかによって適切な油の温度があると言われていますが、なるべく油を吸着しないという目的のためには、高い温度の油で揚げるのが良さそうです!

2)表面積を減らす

小麦粉の量を2g、5g、10gと変えて練ったものをそれぞれ170度で5分揚げた実験では、油を吸着する量が5.5%、3.3%、2.9%と変化しました。また、5gの小麦粉の形を扁平、球形、円柱型と、形を変化させて同じ条件で揚げたところ、油を吸着する量が3.3%、3.9%、5.8%と変化しました。これらの結果から言えるのは、表面積が大きいほど、油を吸着する量が多いということです。油分カットな揚げ物を作りたい時は、表面積が小さくなるような形状で揚げると良さそうです!

3)油を吸いにくい素材を選ぶ

最後は、芋類、根菜、葉菜の種類ごとに、吸着する油の量の違いを見た実験です。すべて10gの立方体の大きさの条件で揚げました。芋類では、ジャガイモが3.4%、甘露芋が2.6%、里芋が1.7%となり、里芋が最も少なくなりました。根菜では、人参が10.2%、大根が6.0%、ゴボウが4.9%となり、ゴボウが最も少なくなりました。葉菜では、ほうれん草が12.0%、さやえんどうが8.4%、玉ねぎが7.4%となり、玉ねぎが最も少なくなりました。野菜の揚げ物を作る時は、より油を吸着しにくい食材を選ぶのも良いかもしれませんよ!

これらの方法は、あくまで「油の吸着量を減らす」という観点のお話なので、食感や味が必ずしもベストになるとは限りません。しかし、少し味が落ちてもヘルシーに揚げ物を楽しみたいという方は、ぜひこの3つのポイントを意識しながら作ってみてください!

参考文献:揚げ油の調理に及ぼす影響について・揚げ油の吸着脂量に及ぼす諸因子について

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