カレーライスに納豆、入れますか?
納豆といえば最高の相棒は言わずもがなご飯。ですが、たまに意外な組み合わせを目にして驚くことはありませんか?筆者の場合、キムチに納豆はまだわかる。ラーメンに納豆もまだわかる。わからないのは……カレーライスに納豆!
世の中にはカレーライスに納豆をかけて美味しそうに食べている人がいます。ネットで検索すると賛否両論ではあるものの、「この美味しさを知らない人は人生を無駄にしている」くらいのコメントも普通に出てきます。それに倣って食べてみれば良いんでしょうが、まあ普通に勇気が出ないですよね。
というわけで今回はカレーライスと納豆の相性度を味覚センサーで測ってみました!
カレーライスと納豆の相性度を検証
味博士の研究所の秘密兵器である味覚センサーレオは、人間の味覚を数値化してくれる人工知能搭載の味覚センサーです。
人によってかなり好みが分かれそうなカレーライス+納豆という組み合わせにも公平な判断を下してくれるというわけ。筆者にとっては食べなくて済むのも大きなメリットです。
ではまずカレーライスと納豆の味覚チャートを見てみましょう!
味は全く似ていませんが、どちらも旨味と塩味が強いという共通点があることがわかりました。
ここから相性度を算出してみます。相性度にはさまざまな定義がありますが、味博士の研究所では測定する食品同士で「お互いの味の特性を引き立たせているか」がポイントになります。
相性度の基準は以下のとおり。
・95pt以上:とてもおいしい
・90pt以上:おいしい
・80pt前後:普通
・70pt以下:おいしくない
そして、カレーライスと納豆の相性度は…
88.3pt!
……
……
なんとも微妙な数字が出てしまいました。普通以上、おいしい以下。どちらも特化した味が同じなので、「味の特性を引き立たせる」という点でお互いにあまり貢献できなかったようです。
他の食品でいえば、納豆+牛乳よりは相性が良く、納豆+まぐろには勝てないといったところ。喜んで試したいランクには至っていないものの、カレーライス+納豆を「美味しい」と言いながら食べる人がいてもまったく不思議ではないレベルですね。
某カレーチェーン店にも「納豆カレー」なるメニューが昔から存在します。なくならないということは、根強い人気を誇っているからなのかもしれません。
とはいえ相性度としては並なので失敗するリスクが捨て切れないですし、見た目や食感、においなどでアウトな方もいらっしゃるかも。これからチャレンジされる場合は、自宅で小皿に取り分けて試すことをおすすめします!
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