【発見】やみつきになる食べ物の秘密を味覚センサーで解明してみた

やみつきになる食べ物の共通点を発見!

ついついやみつきになって止まらない食べ物ってありますよね。気づいたらコンビニでいつも同じ食べ物を買っているとか、映画館に行けばアメリカンスタイルで塩のポップコーンにコーラを合わせるとか、チョコレートとポテトチップスを繰り返しつまむとか。

食べすぎて後悔することはわかっているのについ食べてしまう……恐ろしい子!

そういった「やみつきになる食べ物」を味覚センサーレオで検証したところ、ある共通点を発見しました。

甘味と塩味が同じくらいの食べ物はやみつきになりやすい

食べ物の味は甘味・旨味・苦味・酸味・塩味の5つの味覚から成り立っており、これらを基本5味と言います。

人間が感じる味覚を分析して可視化できる味覚センサーレオで検証したところ、やみつきになりやすい食べ物は甘味と塩味が同じくらいの食品・食べ合わせであるようなのです……!

今回検証したのはやみつきになる食べ物の代表格であろうツナマヨご飯と炭酸飲料+スナック菓子の食べ合わせ。その結果がこちらです!

コンビニでおにぎりを買うならツナマヨ一択!という人も多いであろうツナマヨご飯。塩味が一番強く、同程度の甘味もあります。

炭酸飲料は甘味が強く、スナック菓子は塩味が強い味。ふたつの食品の食べ合わせでは、塩味と甘味が同じくらいの数値になっています。

甘味+塩味は魔の組み合わせ

甘味は中和系、塩味は刺激系の味覚に分類されます。ひとつの味だけならば途中で飽きがやってきますが、異なる2つの味覚で刺激→中和を繰り返すと、脳はもっと食べたいという指令を発してしまうんです。

また甘味のあとに塩味、塩味のあとに甘味を食べることで双方の味がより強く、美味しく感じられる経時対比といった効果もあります。

甘味と塩味は味覚的に魔の組み合わせ。それだけでなく、甘味と塩味のバランスが取れていることがやみつきになる秘密でしょう。

これらの味覚による快感を脳は覚えているので、「また食べたい……」となってしまうのは仕方がないこと。

食べすぎを回避するには、甘味と塩味が同じくらいの食べ物に極力手を出さないように意識することが大切です。一度食べたら最後ですからね……!

もうすでにやみつきになってしまっている場合、ツナマヨご飯など甘味と塩味がどちらも含まれる食べ物には、脳を早く満足させるよう昆布や鰹節のだしなど旨味の強いものを摂るのが効果的。

炭酸飲料やスナック菓子には、飲み物を酸味の強いものにするなど甘味と塩味のスパイラルから脱却することを試みると良いですよ!

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