【発見】悲しい涙はしょっぱい!涙の味の違いを味覚センサーで検証してみた

悲しい涙、悔しい涙、嬉しい涙…味は全部同じ?

あなたはを舐めてみたことがありますか?

悲しいとき、悔しいとき、嬉しいとき…あらゆる場面で流す涙ですが、味はひとくくりに「しょっぱい」というイメージ。あまいショートケーキでも大粒の涙が降りかかれば「しょっぱくなっちゃった…」なんてシーンになりますよね。

しかしネットでは「悲しい涙は水分が多い」「悔しい涙はナトリウム量が多い」など成分について言及がなされています。

成分が違うなら、味も違うはず…!というわけで今回は味覚センサーで涙の味を検証してみました!

流す涙によって味は違う?味覚センサーで検証

涙の微細な味を検証するために、味覚センサーレオで検証を行います。

レオは基本5味(甘味・旨味・塩味・旨味・酸味)を数値化してくれる味覚センサー。味覚の元になる成分を電気的に測定し、人工知能によって補正することで、人間が実際に感じる味を数値化できます。

涙の種類にも色々ありますが、今回は「悲しい涙」「悔しい涙」「嬉しい涙」の3種類を分析しました!

果たして涙の種類で味は変わるのか・・・?!

味覚センサーでの各涙の検証結果がこちらです。

全体的に塩味が強いですね。旨味・苦味はほぼどれも一緒の数値。差が出たのは甘味・塩味・酸味です。

悲しい涙はしょっぱい

塩味にフォーカスして見てみると、悲しい涙がダントツで高い結果になっています。

悲しい涙→悔しい涙→嬉しい涙の順で、各0.2ポイント以上の差。約95%の人が味の違いを感じることができる数値です。悲しい涙は圧倒的にしょっぱいんですね。

悔しい涙は酸っぱい

酸味が一番強いのが悔しい涙でした。悔しい涙の酸味は、悲しい涙に比べて0.2ポイント以上の有意差となっています。

悲しい涙、悔しい涙、嬉しい涙のなかでも比較的味がしっかりと感じられるのが悔しい涙。調味料として使うなら、悔しい涙が使いやすそうですね!

嬉しい涙は甘い

ほぼ差がない数値なのですが、嬉しい涙は3種類の涙の中でも甘い傾向があります。

0.1ポイント未満なので明確な味の違いはないです。もし超味に敏感な人が舐め比べをしたら、悲しい涙と嬉しい涙の差異は感じられるかもしれません。

涙は交感神経や副交感神経の働きが関係して、ナトリウムなどの成分が増減することで味の違いが生まれるようです。しかし、感情が高ぶったとき、人がなぜ涙を流すのか・・・その詳細なメカニズムはまだ解明されていません。神秘!

同じ悲しみでもその質や重さによって味が変わるかもしれませんね。あなたも涙を流したときにはペロっとひと舐めして味の違いを比べてみてください!

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