【講演レポート】「ラーメンのスープ研究」にて講演しました!

本日4/20(月)、大阪のhu+gMUSEUMで開催の、関西食文化研究会主催のワークショップ「ラーメンのスープ研究」にて味博士が講演致しました。
今日はその様子を少しだけお伝えしちゃいます!


 

関西食文化研究会では、食に関する様々なテーマで定期的にイベントを開催しています。
今回は、「ラーメンのスープ」がテーマ。
関西ラーメン店の店主や味博士による講演やラーメンの試食会などを通じて、スープと麺の相性や、味覚の傾向、出汁の取り方など、幅広い話題で盛り上がるイベントとなりました。

味博士は、実は学生時代にラーメン店を経営していたことがあるのです。笑
その時の話から始まり、味覚センサーの基礎知識やラーメンのスープに関わる旨味と塩味についてデータと共に解説しました。

また、ラーメン店主や研究会の人々とのディスカッションなども行いました。
このディスカッションの中で筆者が個人的に面白いと思ったのは、「ダシを濃縮するために長時間煮込むことはラーメン業界のロマンであるが、もっと旨味を効率よく抽出する科学的な方法があるのでは?」という問いでした。
当たり前のように根付いてる調理法が、科学的知見によって全然違う方法に変わる可能性があるということですね!
現場の人の知識と科学の知識を合わせれば、もっと低コストで美味しいものが生まれるかもしれないというのはワクワクしますね。

まだまだ発展の余地がある食文化の発展に、今後も「味覚センサー」を切り口に貢献していきます♪

 

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