熱中症対策に!スポーツドリンクを手作りしてみた

スポーツドリンクを自宅で作りたい…


暑い日の水分補給にオススメの飲み物といえば『スポーツドリンク』ですよね。 スーパーやコンビニでは色々な種類のスポーツドリンクが売られていますし、冷蔵庫に常備している方も多いのではないでしょうか?

でも、スポーツドリンクって毎日買うとなるとちょっとお高い・・・家でも簡単に作れると重たい思いをして買いに行かなくてもいいし、お財布にも優しい。いいことずくめかも!

どうにかして自宅で作れないものでしょうか。

スポーツ飲料の原材料は?

有名どころのスポーツドリンクといえば、『ポカリスエット』と『アクエリアス』。まずはその原材料の検証から始めてみることにしました。

ホームページによると、ポカリスエットの原材料は『砂糖、果糖ぶとう糖液糖、果汁、食塩、酸味料、塩化K、乳酸Ca、調味料(アミノ酸)、塩化Mg、酸化防止剤(ビタミンC)』

一方、アクエリアスの原材料は『果糖ブドウ糖液糖、塩化Na、クエン酸、香料、クエン酸Na、アルギニン、塩化K、硫酸Mg、乳化Ca、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(スクラロース)イソロイシン、バリン、ロイシン』

ポカリスエットは『発汗により失われた水分とイオン(電解質)をスムーズに補給すること』を目的としているみたいですね。

それに対してアクエリアスは『汗で失われるミネラルをはじめ、動くカラダに必要なアミノ酸・クエン酸を補給すること』となっています。アクエリアスの方は、スポーツ時に飲むことを考えて疲労回復効果のあるアルギニンなどが入っているのでしょう。

両方の共通項目としては『糖分、塩分、果汁やクエン酸といった酸味料』といったところでしょうか。

厚生労働省がオススメする熱中症対策飲料

さらに調べてみると、厚生労働省が発行している熱中症診療ガイドライン2015には

“熱中症の予防には塩分と水分の両者を適切に含んだものを飲むこと。
0.1~0.2%の食塩水、さらには2~4%の糖分を加えたものが効率よく水分を吸収でき、有効な予防になる“

というように書かれています。

以上のことから、糖分と塩分は必須で、疲労回復効果と飲みやすさを考えて「レモン汁を入れるといいのではないか」との結論に達しました。

スポーツドリンクを作って飲んでみた。

ではでは、早速作ってみましょう。

☆手作りスポーツドリンクの作り方☆

材料:
水1L
塩小さじ1/2
砂糖大さじ4
レモン汁(ポッカレモンでよい)大さじ1

作り方:
材料を容器に入れてよく混ぜ、冷蔵庫で冷やして完成!

ほぼ自宅にある材料でできてしまうというお手軽さ!飲んでみましたが、市販のスポーツドリンクより少しあっさりした味ですね。しかし、暑い日にゴクゴク飲めるという意味ではこちらの方がオススメかと思います。

今回は砂糖で作りましたが、疲労回復に効果的なはちみつで作るのもコクがあっておいしかったですよ。今年の夏は暑い中スポーツドリンクを買いに行かなくてもよさそうです。

みなさんも簡単に作れるお手製スポーツドリンク、作ってみてはいかがでしょうか。

参考:
大塚製薬 ポカリスエット
日本コカ・コーラ アクエリアス
熱中症診療ガイドライン2015 厚生労働省

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