《warning!!》そのお菓子、本当に少なく食べてるつもり?

お菓子の選びかたどうしてる?

「ダイエット中だけど、たまにはご褒美でお菓子を食べちゃおう!」

そんなとき、あなたが買うのは大袋のお菓子、小袋のお菓子、それとも小分けになっているお菓子…どれですか?

肥満の原因は高カロリー食ではなく…これだ!」にもあるとおり、肥満の原因は食べ過ぎや自律神経の低下であるという研究結果を以前、ご紹介させていただきましたが、今回は食べ過ぎを防ぐために選ぶべきお菓子のサイズをご紹介します。

お菓子のサイズで食べ過ぎを防ぐことができる!

一般的に大袋のお菓子よりも、小袋のお菓子を選ぶことで食べ過ぎを防止できると言われています。

2002年のロールズ博士の実験からも、盛りつけが多い食事(=大袋)を食べるだけで162kcal(チョコパイ1個分相当)もよけいに食べてしまうことが明らかになっています。

逆に言えば、盛りつけを少量(=小袋)にするだけで食べ過ぎを減らす効果が期待できるのです。

また小袋であれば一気に食べても、量が限られているので、食べ終わったあとに食べ過ぎた…と後悔する事もありません。

なかには1袋100kcalになるように容量が調節されているものもあり、ダイエットをしているけれど、お菓子も食べたい…そんなときにとても便利ですよね。

個包装のお菓子はかえって食べ過ぎてしまう!

ところが、同じ小袋でも個包装になっているお菓子には、沢山食べてもそうと気がつかない罠が潜んでいることがわかっています。

罠は食べ物の量の見えかた、錯覚です。

2006年に実施された、コーネル大学のブライアン博士らによる研究によって、食べるときに使う食器の大きさが食べる量に影響していることが明らかになりました。

例えば次のようなことがわかっています。

・大きな皿にのせたのと、小さな皿にのせたのと、同じ量でも多く見えるのは小さな皿。

・背が高く、細いグラスと背が低く幅の広いグラス、同じ量が入るものでも、背が高く、細いグラスのほうが沢山入るように見える。

それと同じように、小さな袋で小分けになっていると、少量しか食べていないという安心感=錯覚があり、ついつい食べ過ぎてしまうのです。

罠にはまらないコツは、自分で食べる量をしっかり意識すること。小分けのお菓子でも、5個しか食べないなど最初に決めて、目の前には決めた個数しか置かず、残りは片付けちゃいましょう。

お菓子は疲れた心を癒してくれるかけがえのないものですが、選ぶサイズによる食べ過ぎはご注意を!

参考:The Partitioning Paradox: The Big Bite Around Small Packages

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