スイカの種、捨てていませんか?
夏の風物詩といえば、スイカ!
暑さで体力を消耗している時にスイカを食べると、みずみずしさが全身に染み渡っていきますね。
ところで、あなたはスイカをどのように食べていますか?
まさか、種を捨ててはいませんよね。
えっ 「ペッ」と吐き出してゴミ箱行き・・・ですか?
それはとっても勿体ない!!ですよ!!
今日は、通常ポイされがちなスイカの種を美味しく食べる方法を紹介しちゃいます!
スイカの「種」も夏にぴったりだった!
スイカを食べて、種をペッと吐き出すところまでは合っています。
でも今度からはぜひ、種は捨てずに集めておいてください。
そして以下に示すように、かるーく調理してみてください。
1.集めておいたスイカの種を乾燥させる
2.フライパンで、塩を少々くわえて炒る
3.種がぷくっと膨れてきたら完成!
乾燥させて、塩で炒るだけです。
これだけでスイカの種は食べられるようになります。
炒ったあとは、口を使って種の皮(黒い部分)を剥いて、中身(薄黄色)の部分を食べます。
お口に広がるのは、香ばしいピーナッツテイストの味!!
塩をさらにふりかけると、より美味しくなります。
ビールのおつまみにも、しょっぱいおやつが食べたい時にも、スイカの種は最適なのでした!
スイカの種は栄養満点だった!
ここまでお読みくださった方は、思うでしょう。
「スイカの種なんて大きさも小さいわけだし、ピーナッツを食べればいいじゃないか!」と。
もちろん、味の面ではそれは理にかなっていますね。
しかし、スイカの種を食べるべき理由はもうひとつあるのです。
実は、中国をはじめとする一部のアジアでは、スイカの種はお菓子として愛用されています。
しかも、大きな種がつくように品種改良されているスイカもあるくらいです。
何故そこまでして、スイカの種を食べようとするのでしょうか。
その理由は、スイカの種には栄養が豊富だからです!
スイカの種には、体に良いオレイン酸やビタミンE、鉄や亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。
さらに、ピーナッツよりもタンパク質の割合が高く、炭水化物と脂質の割合が低いようです。
カロリーが気になる方にとっては、より高たんぱく低カロリーな食材と言えるでしょう。
いかがでしょうか。スイカの種、食べてみたくなってきましたか?
夏も後半戦に入りましたが、スイカを食べる時はぜひ、種も味わってみてくださいね♪
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