「冷凍するとおいしくなる食材」は、2つのタイプに分けられた!

冷凍が食材をおいしくする2つの理由

食品を冷凍保存すると味が劣化するイメージがあるかもしれませんが、最近では冷凍したほうがおいしくなる食材もあることが分かってきました。さらに、食べ物の味を数値化できる味覚センサー「レオ」を使っておいしさの秘密を調べたところ、冷凍が味覚に与える影響には2つのタイプがあることがわかりました。

今日は、冷凍が食材をおいしくする2つの理由に迫ってみましょう!

タイプ1:旨味アップ型

たとえば貝類は、冷凍すると旨味がアップすることが知られています。こちらはしじみの冷凍前後の旨味の変化です。冷凍することで旨味がアップしていることがわかりますね!

また、あさりもしじみと同じように、冷凍すると旨味がアップします。

冷凍した貝類をお味噌汁やスープに使う貝類を冷凍しておくと、スープへの旨味の染み出しが増してより味わい深くなりますよ!

タイプ2:酸味アップ型

トマトも冷凍すると味が変わることが知られていますが、こちらは旨味によるものではありません。以下のように、甘味が下がって酸味がアップするのです。

冷凍トマトはトマトが苦手な人でも食べやすいと言われており、食後の口直しとしてもぴったりのようです。

貝類や野菜は長持ちするものではありませんので、冷凍保存ができて、さらにおいしくなるのであれば一石二鳥ですよね!ぜひあなたも、冷凍による味の違いを実感してみてくださいね。

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