「脂味」だけじゃない!「第6の味覚」の候補は3つあった!

「脂味」だけじゃない!「第6の味覚」の候補は3つあった!

味覚は5つ以上あるかも!?第6の味覚とは

150729_スパイス

世の中にはさまざまな食べ物があり、食べ物の数だけ味があります。しかし、どんな複雑な味わいでも、味覚としては5つの要素の組み合わせ。味覚には、甘味・旨味・塩味・酸味・苦味の5つがあり、基本5味と呼ばれています。

この5つが基本とされているのは、舌の上にある「味覚を感じるセンサー」が、この5種類しか見つかっていないためです。新たなセンサーが発見されれば、それは「第6の味覚」になるかもしれないということです。
最新の研究では、第6の味覚にはいくつか候補があるようです。今日は、第6の味覚の候補を3つご紹介いたします!

候補1:カルシウム味

150729_牛乳
カルシウムは通常、苦味・酸味・塩味が複雑に絡み合った味だと認識されています。しかし、アメリカのモネル化学感覚研究所によれば、カルシウムの味覚が独立した味覚である可能性があるようです。実験はマウスを使って行われたもので、カルシウム不足のマウスはカルシウムに対する食欲を示すことが分かりました。また、体の他の場所にあるカルシウムのセンサーの一部が、舌の上にもあるようなのです。
ただし、脳でこれが基本5味と別物の味として処理されるのかなど、詳しいことはまだ分かっていません。

候補2:脂味

150729_お肉の脂
先日話題になっていたのでご存知の方も多いであろう、脂の味です。アメリカのパデュー大学で行われた実験で、ヒトに脂を含む飲料と含まない飲料を飲んでもらい、脂の有無を区別させた結果、その区別が可能だったというのです。
脂の味は通常、甘味や旨味として感じられているとされています。実験では区別ができただけで舌の上のセンサーの有無や、甘味や旨味と別物として処理されるのかはまだ分かっていませんが、注目すべき結果ではあるでしょう。

候補3:コク味

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私たちが感じる「コク」をことばで表すのは難しいですが、分子レベルでは少しずつ明らかになっています。「グルタチオン」という物質は、コクを持つとされており、それ自体には味覚を持たないものの、他の味覚の広がりや持続時間に影響を与えている可能性があるようです。
こちらは基本5味と並んで第6の味覚になるというよりは、基本5味に影響を与えるエフェクターとしての役割と言えるでしょう。ただし、コクに関する議論はさまざまに残されていることは忘れてはなりません。

人の味覚は古代より4つであるとされ、さらに日本人による研究で1つ加えられて5つになりました。
今後、科学技術の発達で今まで分からなかったことがもっと明らかになってくるかもしれませんね!

 

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