大切な人とレストランに行って、高級なお料理を食べても、「美味しい!」としか表現できず、もどかしい思いをしたことはないでしょうか。
良い雰囲気でお食事を楽しむためにも、「美味しい」以外にもう一言二言感想を述べたいですよね!
この味はなんて表現したらいいんだろう・・・
食べ物やお酒の味を性格に言葉にするのは難しい・・・
そんなあなたも、基本パターンをおさえておけば、上手く表現できるようになっていきます!
そして、食の表現を自分なりに使いこなせるようになれば、「美味しい」という感想だけに留まらず、おしゃれにお食事を楽しむことが出来るのです。
これからお伝えするフレーズやポイントを頭の片隅に入れておき、味を豊かに表現できる人になりましょう♪
今回は、多くの人が感想に困っているであろうワインの表現を伝授します!
ワインは飲み比べする機会も多いので、この機会に基本的な表現をマスターしちゃいましょう!
◆まずは簡単!どんなワインにも通用するフレーズ
まずは、どんなワインの感想としても無難な表現を紹介します。
「バランスがとても良いです」
「お料理とよく合いますね」
「とても飲みやすいです」
「上品な味ですね」
咄嗟に感想が思い浮かばない場合は、これらの表現に頼ってしまいましょう。
◆ワインの評価ポイントを意識する
もっと深いコメントをするためには、ワインの評価ポイントを意識しましょう。
ワインは、人の五感のうちの三つ(視覚・嗅覚・味覚)を使って楽しむお酒です。
よって、ワインの評価ポイントは、①外観、②香り、③味の3つになります。
①外観
(キーワード)色合い・濃淡、透明感、気泡
見た目で判断できるため、比較的表現しやすいです。
透明度が高い、深みのある色合いなど、気づいたことやぱっと見の印象を言葉にしてみましょう。
②香り
(キーワード)豊かさ、フレッシュさ、比喩表現
香りを言葉で表現するのは、難しいですよね。
そんな時はフルーツに香りを例えてみてはいかがでしょうか。
赤ワインは、ベリー系(カシス、イチゴ、ブルーベリー、チェリー)、白ワインは、柑橘系(ライム、アプリコット、桃、洋梨)などに例えると良いされています!
③味
(キーワード)甘み、辛み、酸味、渋み、苦み、飲みやすさ
まずは、ワインを味わってみてください。
ワインは様々な味覚が複雑に絡み合っていることが多いですが、どの要素が強く感じられるかを考えてみましょう。
以上の3つのポイント(外観・香り・味)を軸に、感想を述べることで、「美味しい」と感じたワインを、様々な言葉で表現出来るのです。
「穏やか」「繊細」という修飾語を使ってみたり、「味わいが口に広がっていくような感じ」などの表現を加えるとよりおしゃれになりますね!
あなたもぜひ、ワインの味を豊かに表現してみてくださいね♪
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