■冬の果物はみかんだけではなかった!
今年も皆さんが気になる味覚ネタをお伝えしていきますので、お楽しみ頂ければ幸いです!
“日本の冬”といえば、こたつにみかん。
これは日本人なら否定しがたい、圧倒的支持を得ているイメージ像です。
そのため、冬の果物といえばみかんを連想されることも多いのですが、その陰で、お餅のようにもちっとした感触のこの果物が忘れ去られている気がします。
これが何だか、思い当たりますか?
■良いとこだらけのこの果物の正体は?
お餅のようにもちっとした感触のコレは、ただもちっとしているだけではありません。
和菓子の甘味の基準とされるほど理想的な甘さを持っていて、
食物繊維による整腸作用やビタミンAによる抗酸化作用も持つ、ヘルシーな果物です。
そろそろ検討がつきましたか?正体はコレです!
干し柿!皆さん、食べてますか?
干し柿はみかんと比べてちょっぴり高級品ですが、メリットたっぷりのスイーツとなるのですよ♪
それでは早速、干し柿の美味しい食べ方をご紹介します♪
■干し柿の美味しい食べ方
1)温めて食べる
干し柿はそのまま食べても、十分甘くて満足できます。
しかし、電子レンジで熱々にならない程度に10秒ほど温めてあげることで、ほどよい柔らかさとまろやかな甘味を持つ、贅沢感のあるスイーツに変わります♪
特に和食の〆のデザートとしてピッタリですよ♪
2)干し柿×チーズ
干し柿と相性が良いのが、チーズです!
チーズの酸味と干し柿の甘味による美味しさが生まれ、クリーミーな口当たりになるのです♪
特にクリームチーズやマスカルポーネがおすすめですよ!
3)干し柿×バター
もう一つ、バターも干し柿と相性が良いです。
塩味×甘味は”魔の組み合わせ”であり、干し柿×バターは、バターの塩味と干し柿の甘味が合わさるので絶妙な味わいになります。
こちらも、干し柿にバターをのせた状態で電子レンジで少し温めても美味しいですよ♪
いかがでしょうか。
皆さんも、普段たべるケーキやお菓子を、たまには干し柿スイーツに置き換えて、カロリーの取り過ぎを防止してみてくださいね♪
*おにぎりは、温めると甘味がアップして美味しくなります!
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