【味覚センサー】なぜ赤ワインにはお肉、白ワインには魚!?

こんばんは、味博士です。

さて、今日は相性のお話です。
よくお肉には赤ワインが、魚には白ワインが相性がよいなんて言われてますよね。

でも、それってなぜなんでしょうか?
弊社の味覚センサー味覚を使って数値化してみると面白いことが分かります。

まずは赤ワインのケースです。

上図をご覧下さいませ。
赤ワインを味覚分析してみると、苦味が特徴的です。一方で、ステーキ肉は旨味と甘味が特徴的です。
これらを合わせてみると、赤ワインの苦味とステーキ肉の旨味と甘味が絶妙なバランスとなり、美味しく感じられます。

一方で、赤ワインと白身魚のカルパッチョを食した場合です。
白身魚のカルパッチョは全体的に淡白な味わいで、あさっりとした旨味と塩味が特徴です。
これらを合わせてみるとどうなるでしょうか。
赤ワインの苦味が際立ってしまい、白身魚の持つ淡白な旨味と塩味を感じにくくなってしまいます。

従って、赤ワインとステーキ肉の方がよりバランスがよく相性がいいと言えます。

次に白ワインのケースを見てみましょう。

白ワインは赤ワインに比べて、全体的に淡白な苦味と酸味と甘味が特徴です。
従って、白ワインとステーキ肉を食した場合、肉の旨味や甘味が強く、白ワインのあっさりとした味わいを感じ取りにくくなってしまいます。

一方で、白ワインを白身魚と食した場合は、全体的に淡白で絶妙なバランスの味覚がそろい、とても相性がよいと言えます。

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