Warning: include_once(analyticstracking.php): failed to open stream: No such file or directory in /home/ajihakase/www/ajihakase/blog/wp-content/themes/ajihakase_1901/header.php on line 23

Warning: include_once(): Failed opening 'analyticstracking.php' for inclusion (include_path='.:/usr/local/php/7.4/lib/php') in /home/ajihakase/www/ajihakase/blog/wp-content/themes/ajihakase_1901/header.php on line 23

CIAOちゅ〜るに猫が夢中になるワケを味覚センサーで探ってみた

CIAOちゅ〜るに猫が夢中になるワケを味覚センサーで探ってみた

猫の定番おやつといえば、CIAOちゅ〜る。老若男女どんな猫でも魅了するおやつです。

機嫌が悪いときや人見知りで外に出てこない子でもすぐに食いついてきてくれるので、人間としては嬉しい限りなんですが、食いつきが良すぎてたまに怖くなりませんか?

なぜ猫ちゃんはチャオちゅーるがこんなにも好きなのか……気になったので味覚センサーでその味を検証してみました。

チャオちゅーるとマグロの味覚を分析

今回、味覚を検証したのはチャオちゅーるのまぐろ味です。

こちらをAI搭載の味覚センサー、「レオ」で分析してみました。レオはヒトが味覚を感じる仕組みを模した味覚センサー。ヒトが感じる5つの味覚(甘味・旨味・苦味・酸味・塩味)を数値で出してくれる機械です。

すなわち、この味覚センサーレオで出た結果が、私たちがチャオちゅーるを食べたときに感じる味覚というわけ。……猫の味覚には対応してないんですけどね。

チャオちゅーるまぐろ味のほか、比較対象として、同じように猫ちゃんが大好きな「マグロ」も一緒に分析してみました。

すると……驚くべきことがわかったんです!

チャオちゅーるとマグロの味の構成は似ている!

まずは各味の構成割合を見てみました。すると、味の構成がかなり似ているという結果に!旨味と塩味が強いという出方ですね。旨味と塩味が強いのは、お魚に多い味です。

僅差ですが、チャオちゅーるのほうが旨味の割合は多い様子。また、マグロには酸味があります。

甘味は、チャオちゅーるもマグロも同程度含まれていますが、ネコは甘味受容体が機能していないため甘味を感じることができません。また、塩味にも鈍感だと言われています。

味の違いは「強さ」

では、チャオちゅーるとマグロの味の違いは?というと「味の濃さ・強さ」です。

今度は各味覚のチャート図を見てみましょう。

全体的に、チャオちゅーるはかなり味が薄くなっています。マグロは人間の食べ物、チャオちゅーるは猫ちゃんのおやつですから、味が薄いのは当然ですね。人間が食べると、味が薄いためあまり美味しく感じられないと思います。

ネコは、舌の上の味を感じるセンサーである「味蕾」の数がヒトの1/800程度。ヒトに比べて味を感じる機能が少ないため、どれだけ味の強さを認識できるかはわかりませんが、ほぼ同じ味に感じている可能性もあるでしょう。

 

人間の視点から見ると、チャオちゅーるのまぐろ味は、マグロの味を薄くしたものと言えるのではないでしょうか。形状も加味すると「マグロ味の水」になるかもしれません。猫ちゃんが夢中になるのも頷けますね。

ただし、塩味が強いので塩分が気になるところではあります。猫ちゃんの催促に負けず、あげすぎには注意してくださいね!

関連記事:
ネコは甘味がわからない─けもフレの1シーンから話を広げてみた─
味を感じる味蕾の数は、グルメな“ヒト”よりウシのほうが多かった!?

味覚センサーレオカテゴリの最新記事