ハロウィンにぴったり!アメリカ発 カボチャのワインとは?

10月31日はハロウィンですね!今回はハロウィンにぴったりのワインを見つけたので取り上げてみます。その名もずばり、「パンプキン・ワイン」。

このワインの製造販売を開始したのは、アメリカのウィスコンシン州では2番目に歴史のあるワイナリー「Three Lakes Winery」。このワイナリー、1970年代から「フルーツワイン」の生産では定評があるのだそうです。

真のワイン好きであれば二の足を踏んでしまいそうなカボチャのワインですが、アメリカでは、ブドウ以外のフルーツを使ったワインは珍しくないようです。カボチャのワインも、そのくくりになるのだとか。

ワインの味は冒険者向け?

実際に飲用したジャーナリストが「USA Today Network」に寄稿したところによれば、カボチャのワインの特性は人工的なアロマやカボチャ以外のフルーツや野菜は一切使用しない、カボチャ100%の味わいとのこと。

そして、プリンやパイにも「パンプキン」の名が冠されることからも明らかなように、非常に甘いということです。

記事では「甘いからといって、ワイン初心者にはお勧めしない。どちらかというと、食に対して冒険心を持っている人が飲むべきワイン」と書かれています。その味、推して知るべし?

……とはいえ、シャルドネワインの甘さと似通うところもあるとされるカボチャのワイン、相性が良い料理も紹介されています。

根菜が多く使われた野菜のスープ、スパイスが効いた鶏肉の料理などがそれです。ちなみに、ソーシャル上の評判も悪くないそうで、甘い味わいときれいな色が気に入ったという書き込みも。

フルーツワインの老舗ワイナリー

ちなみに、今回カボチャのワインを販売し始めたこのワイナリーには、フルーツワインが数多く生産されています。

シャルドネやモスカートといったクラシックなワインのほかに、カベルネ・ソーヴィニヨンとベリー類をブレンドしたもの、クランベリー、ラズベリー、チェリー、ブルーベリーなどなど、もともと甘いワインの生産がお得意のワイナリーらしいことがわかります。

現在は品切れで予約注文を受け付けているようです。気になった方はぜひチャレンジしてみてください。
> Three Lakes Winery

参考:
Il vino alla zucca? E’ un po’ dolce, ma sembra uno Chardonnay

関連記事:
【マジか】「パンプキン」は「かぼちゃ」という意味ではなかった!
【味覚センサー】「カボチャ味」のカボチャ感を高めている理由は?
かぼちゃは皮・種・ワタまで丸ごと食べるべき!

意外な事実カテゴリの最新記事