「コンビニでサンドイッチを買おう!」
そう思ってコンビニに入店したとき、あなたが選ぶのはツナサンドですか?卵サンドですか?
コンビニのサンドイッチには様々な種類があります。シャキシャキしたレタスが野菜感を感じさせてくれるもの、エビのプリプリした食感が嬉しい豪華なもの、大粒のイチゴとたっぷりのクリームが入ったスイーツ風。
それでも王道はツナサンドか卵サンドでしょう。なんと言っても値段が安い。200円以下で買えたりします。あとは手軽に食べられる。「片手でささっと済ませたい」そんなときにも食べやすいですよね。自分で作る際にも、簡単で美味しく持ち歩きしやすいのがツナサンドと卵サンドです。
しかし、困ったことにツナサンドと卵サンドはどちらも美味しい。大抵、この2種類で悩んでしまいます。我々はいったい、どちらを選ぶべきなのか──。今回はこの悩みについて考えてみたいと思います。
1. ツナサンドと卵サンドの味覚とは
まずはヒトの味覚を模した味覚センサー、レオを使って味覚を可視化しましょう。
今回はツナサンドと卵サンドの基本5味(甘味・旨味・苦味・酸味・塩味)を分析してみました。
その結果がこちら。
どちらも旨味と塩味が強く出ているという点は似通っていますが、ツナサンドに比べて卵サンドのほうが甘味以外の味が薄いです。
両者の特徴を挙げるなら、ツナサンドは「塩味」、卵サンドは「甘味」が特出している点。サンドイッチでも“メシ”感を求めるならばツナサンド、優しい味わいでほっこりしたいのなら卵サンドになるかもしれません。
自分に必要なのは塩味か甘味か──。そう考えると、自ずと答えは出てくるのではないでしょうか。
2. 相性度はどちらが高い?
次にツナサンドと卵サンド、どちらがサンドイッチとして完成されているのかを分析してみましょう。パンと具材の相性度を測ってみます。
ここで言う「相性度」とは測定する食品同士でどれだけお互いの味の特性を引き立たせられているかが基準。特出する味覚とそのバランスをもとに、100点満点形式にて算出します。
その結果が以下のとおり。
・ツナサンド:96.1点
・卵サンド:93.5点
ツナサンドのほうが相性度が高いです。パンの甘味とツナの塩味がちょうど良いバランスなのでしょう。サンドイッチとしてのクオリティを求めるのであればツナサンドに軍配が上がるようです。
もしかすると午後の仕事のクオリティも高くなるかもしれませんね。あなたが完璧主義であるならばツナサンドを選ぶべきではないでしょうか。
それでもまだツナサンドか卵サンドか選べない方は、大人しく1つずつセットになったものを選びましょう。塩味も甘味も味わえるので、1種類よりも満足感が得られるかもしれません。
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