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チーズでメタボ予防!?チーズ摂取が脂質代謝に及ぼす影響

チーズでメタボ予防!?チーズ摂取が脂質代謝に及ぼす影響

チーズなどの乳製品はカロリーや脂質含量が高く、飽和脂肪酸やコレステロールを含みます。ダイエット、メタボ予防などを行う際には控えるもののひとつですよね。しかし、昨日の記事でご紹介したとおり、乳製品をよく摂取する人はそうでない人に比べて痩せているという報告もあります。

肝臓に過剰に脂肪が蓄積すると、インスリン抵抗性が高まり、全身の代謝障害を引き起こすことが知られています。メタボリックシンドロームの基準としてまず挙げられるのがおなかに内蔵脂肪が蓄積されていること。肝臓への脂肪蓄積、全身の代謝障害はメタボリックシンドロームと深く関連すると言われています。

ここでチーズの登場。なんと、チーズが肝臓の脂肪蓄積を防いでくれる可能性があるんです。

チーズを摂取することで中性脂肪などが減少する?

雪印メグミルク株式会社ミルクサイエンス研究所が行った研究では、高脂肪かつ高コレステロールの飼料を投与した脂肪肝モデルのラットにゴーダタイプのチーズを経口摂取させ、チーズの摂取が肝臓の脂肪蓄積にどのような影響を及ぼすか実験が行われました。

ラットは実験飼料ごとに、高脂肪群、高脂肪高コレステロール群、チーズ群の3種類に分けられ、28日間飼育されたのちに肝臓の重量、中性脂肪量、コレステロール量および糞中の脂質排泄量が調べられました。

結果、チーズを摂取した場合には肝臓の重量、中性脂肪量、コレステロール量が減少し、脂肪肝の誘導が抑制されていることがわかりました。さらに、糞中の脂質排泄量が増え、体内への脂質の吸収が抑制されていることも判明。

食生活にチーズを取り入れることが肝臓での脂質代謝を改善し、メタボリックシンドローム予防に良い影響を及ぼす可能性が示されています。

肝臓に脂肪が蓄積する要因として、肝臓への脂肪酸の流入が増加したり、肝臓で脂肪酸の合成が亢進されたり、肝臓から血中へ脂質が排泄される機能が低下するなどが挙げられます。研究では、チーズの製造において添加された乳酸菌や発酵・熟成過程で作られたペプチドといった成分が作用して、肝臓への脂質代謝改善効果が発揮されたと考えられています。

チーズは甘味と塩味が含まれ、やみつきになりやすいほど「美味しい」と感じる人が多い食べ物。こんな美味しいものがメタボ予防にも役立つとなると、とっても嬉しいですよね。食生活にチーズ、ぜひ取り入れて見てはいかがでしょうか。

参考:チーズの経口摂取によるラットの肝臓における脂質代謝改善効果

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