麻婆豆腐の隠し味には・・・
あなたは麻婆豆腐を作るとき、どのように作っていますか?麻婆豆腐などの中華料理は固有の調味料が多いため、市販の素で済ませる方も多いでしょう。市販の素は手軽さと美味しさを兼ね備えた最強の助っ人ではあるものの、その完成された味は時にわたしたちに「飽き」をもたらすことも。
そんなときにおすすめなのが隠し味のプラス!
味博士の研究所がおすすめする麻婆豆腐の隠し味はなんといってもイチゴジャムです。市販の素を使った麻婆豆腐に加えるだけで、いつもの麻婆豆腐が甘辛麻婆豆腐に変化し、コクもアップするのです。ではその変化のほどを、味覚センサーレオで検証してみましょう!
麻婆豆腐にイチゴジャムを加えて味覚センサーで検証
味覚センサーレオで分析した、基本5味(甘味・旨味・苦味・酸味・塩味)の結果がこちらです。
データだけ見ると「もはや違う料理なんじゃないか」と思ってしまうくらいには味のバランスが変わっています。有意差があったのは甘味・酸味・塩味。甘味と酸味はイチゴジャムを加えた麻婆豆腐のほうが高く、塩味は低い結果となっています。
次にコクについてです。コクとは味の総和のことで、基本5味(甘味・旨味・苦味・酸味・塩味)のバランスによって決まります。
実際に麻婆豆腐と麻婆豆腐+イチゴジャムのコクを比較した結果…
コクに関しても95%以上の人がわかる有意差となりました!麻婆豆腐の旨味、塩味にイチゴジャムの甘味、酸味が加わったことで深い味わいとなり、コクがアップしたのです。
麻婆豆腐+イチゴジャム
一見「大丈夫か…?」と入れるのを躊躇してしまう麻婆豆腐+イチゴジャム。ちなみにこの2つ、食品同士の相性度を算出してみると90.7ptです。美味しいと言える相性度のレベルは90pt以上。つまり、意外と合うんです。
またイチゴジャムを入れる分量はお好みで調節してください!甘めがお好きであれば、一般的な市販の素の量に大さじ1くらい加えても問題ないでしょう。たくさん入れすぎると甘味と酸味が尖りすぎてしまうため、最初は味見をしつつ調整してみてくださいね。
激辛麻婆豆腐が好きな方にはオススメできませんが、甘辛の味が好きな方、いつもの麻婆豆腐に飽きてしまった方や、辛い麻婆豆腐が苦手なお子様には一度食べてみてほしい味!ぜひお試しになってみてくださいね。