カキフライにかけるならタルタル?中濃ソース?レモン?
カキフライといえば、私たちを魅了して止まない料理のひとつでしょう。サクサクの衣の中から出てくるジューシーな牡蠣汁(?)、肉厚でぷりっぷりな牡蠣。新鮮な牡蠣は生で食べるのも醍醐味ですが、実は新鮮な牡蠣ほどカキフライにすると美味しいのも事実です。
ところで、あなたがカキフライを食べるときにかけるのは中濃ソースですか?タルタルですか?それとも…レモン?
揚げ物にかけるもの論争は止まるところを知りませんが、ことカキフライにおいてはいまだかつて正解が存在しないといっても過言ではないでしょうか。というわけで本日はカキフライに合うソースを味覚センサーレオで検証したいと思います。
カキフライとソースの相性度を分析
今回味覚センサーレオくんで検証するのは食品の相性度です。
相性度は、基本5味(甘味・旨味・塩味・苦味・酸味)のなかで特出した味や全体の味のバランスから分析。2つの食品が合わさったときの味覚のバランスが良くなるほど点数が高くなります。つまり、測定する食品同士で、お互いの味の特性を引き立たせることができている=相性度が高い=美味しい食べ合わせである、といえるのです。
相性度による美味しさの基準は以下のとおり。
・100pt:パーフェクト
・95pt以上:とても美味しい
・90pt以上:美味しい
・80pt前後:普通
・70pt以下:アウト
中濃ソース、タルタル、レモンのカキフライとの相性度はこちら!
1位:タルタル・・・95.8pt
2位:中濃ソース・・・95.4pt
3位:レモン・・・94.1pt
3位のレモンは酸味に特出しているため、カキフライと合わせたときに少々酸味が強すぎる結果になってしまったようです。ただし「美味しい」という基準は満たしているので、レモン派のみなさんは怒らないでください。
2位の中濃ソース、1位のタルタルはわずか0.4ptという僅差!勝敗を決したのはタルタルのほのかな酸味。酸味があることによって、カキフライといっしょに食べたときによりカキフライの味を引き立たせてくれたというわけです。
ふだんソースで食べているみなさん、ぜひたまにはタルタルソースも試して見てくださいね!