コンビニの牛乳は濃厚?あっさり?味覚センサーで検証!

プライベートブランドの牛乳の味は?

朝の一杯に、カレーの隠し味に、カフェオレに。牛乳はあらゆる場面で活躍する飲み物です。スーパーやコンビニにいけば、濃厚なものからあっさりしたものまで、さまざまなバリエーションの牛乳が並んでいます。

ところで最近では、スーパーやコンビニ独自の牛乳、いわゆるプライベートブランド(PB)の牛乳もよく見かけますが、PBの牛乳は他のメーカーの牛乳と一体何が違うのか、考えてみたことはありますか!?

今回はPBの代表としてセブンイレブンの牛乳を例に、牛乳の味を比較してみましょう!

 

牛乳の味覚分析にトライ!

もしかしたら、あなたは牛乳に大きなこだわりはなく、いつも単に一番安いのを買っているかもしれません。そもそも牛乳は賞味期限が短いため、なかなか複数を買って飲み比べる機会もありませんよね。そんなあなたの代わりに、今日はこのセンサーが飲み比べをしてくれます!

味覚センサー「レオ」です!

レオは、食べ物や飲み物の基本5味(甘味・旨味・塩味・酸味・苦味)を1~5段階の客観的な数値で表現してくれるセンサーです。言語化が難しい牛乳の微妙な味の違いを比べるにはぴったりですね!

今回は、セブンイレブンの「毎日の食卓 3.6牛乳」と、毎月売り上げランキング上位にランクインしている明治の「おいしい牛乳」と雪印メグミルクの「雪印メグミルク牛乳」、そして参考までに、明治の「おいしい低脂肪乳」を用意してみました。

果たしてセブンイレブンの牛乳は、これらと比べてどんな立ち位置なのでしょうか!?

 

セブンイレブンの牛乳は◯◯だった…!

それでは早速、分析結果を見てみましょう。4種類の牛乳の違いは、甘味旨味にありました!まずは甘味からみてみましょう。

一番甘味が強かったのは、メグミルクです。そして一番甘さ控えめなのが低脂肪乳でした。牛乳の甘味はラクトースという糖分や脂肪分に由来します。人が違いを感じられるのは0.2ポイント以上の差がある場合であるため、差が0.2ポイント未満だったメグミルクとおいしい牛乳は甘味がほとんど変わらないと言えるでしょう。一方、セブンイレブンの牛乳はメグミルクやおいしい牛乳と0.2ポイント以上の差がありましたので、甘さ控えめであることがわかります。

続いて旨味です。こちらも同様に、メグミルクが最も高く、低脂肪乳が最も低い結果となりました。牛乳の旨味は牛乳に含まれるタンパク質に由来します。セブンイレブンの牛乳は低脂肪乳に近い旨味の強さでした。

このように、セブンイレブンの牛乳は、比較的あっさりしている牛乳だと言えるでしょう。濃厚すぎるのが苦手な方や、牛乳のカロリーが気になる方におすすめできそうです!PBの牛乳は、他の主要な牛乳と立ち位置がかぶらないように工夫されているのかもしれません。今度コンビニで牛乳を買うときは、ぜひPB牛乳の味に注目してみてくださいね!

(この記事は、いまトピ「コンビニの牛乳は濃厚?あっさり?味覚センサーで検証!」に掲載したものと同一の内容です。)

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