水分不足は自分で分かるけど、塩分不足って分からないですよね。
夏も終わりかけとはいえ、まだまだ暑い日が続いています。暑いと汗をかきますから水分だけでなく、汗で失われる塩分も補給して熱中症などに備えたいところですよね。
水分が足りていないなら喉が渇くのですぐわかりますが、塩分が足りていないからって「やばい!塩分足りてないわ。補給しなきゃ」とはなりませんよね。そう、塩分不足は自分ではよくわからない…
と思いきや、実は塩分不足を簡単にチェックする方法があるんです!早速実験してみましょう。
驚くほど簡単!塩分不足チェック方法。
それでは塩分不足かどうかをチェックしてみましょう。
まずは、水100mlに塩小さじ1/2杯を溶かし、0.5%の食塩水を作ります。そしてそれを飲む!!たったこれだけ!!
飲んだ感想はどうでしたか?
塩分が足りている状態なら、食塩水は塩辛く感じると思います。それに対して塩分不足の状態だと、食塩水なのにおいしく感じたり、中には甘いと感じる方も…。
実験の差をはっきりと感じたい方は、寝起きと朝食後で0.5%の食塩水を飲み比べてみると、よりわかりやすくなりますよ。専用の機械を使わなくとも、自分の体と食塩水さえあればオッケーの簡単チェック方法、ぜひ試してみてくださいね。
おまけ:日本の水と海外の水の違い
日本では毎年夏になると話題になる熱中症ですが、海外でももちろん熱中症になる恐れはあります。しかし、海外ではそんなに熱中症に対して注意を呼び掛けている感じはないと思いませんか?
近年、日本で急激に猛暑日が増えていることも熱中症増加の大きな原因だと思われますが、他にも理由として日本と海外の水の違いがある可能性があります。
日本の水は軟水なので、口当たりも柔らかく、非常に飲みやすい味になっています。それに対して海外の水は硬水である場合が多く、軟水に慣れていると少し飲みにくく感じるかと思います。この飲みにくさは硬水にミネラルが豊富に含まれているからなんです。
日本人には飲みにくい味ですが、熱中症予防には硬水の方が合っていることは確か。日本で硬水を買おうとするとお値段が高くなってしまうので、なかなか手が出しにくいのが辛いところですが、暑さに参っているかも?と思ったら水を変えてみるのもオススメです。
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