「食べ過ぎ」は環境によって左右される!?

環境が食べ過ぎを引き起こしている可能性

痩せるための食生活を送るには、ありとあらゆることに気を使う必要がありますよね。ストレスや誘惑に負け、つい食べ過ぎや飲み過ぎをしてしまったり、お菓子をバクバク食べてしまったり…

でも、安心してください。実は“食べ過ぎ”や“つまみ食い”はもしかしたらあなたのせいではなく、環境がそうさせているのかもしれないのです!

散らかった環境が間食を増加させる?!

アメリカ、コーネル大学の「食品・商標研究所」は、散らかっている環境が無意識下のうちに食習慣に影響を与えているという研究結果を発表しました。

例えば、キッチンで誰かを待っているとします。クッキー、クラッカーなどが朝食用のボウルに無造作にあったとき…お菓子を多くつまんでしまうかどうかは、キッチンがきれいか汚いかに関係しているというのです。

同実験では、コーネル大学の学生101人を2つのグループに分け、各グループを「きれいに整頓されたキッチン」「散らかっているキッチン」2種類の環境に配置し、どちらのグループのほうが完食の増加を引き起こすのかを検証。

結果、「散らかっているキッチン」に配置されたグループのほうがたった10分間で、「きれいに整頓されたキッチン」に配置されたグループよりも、2倍以上多くクッキーを食べてしまっていたことが明らかになりました。

無意識下で“どう食べるか”が変わる

部屋が散らかっていると気分がちょっとネガティブになりますよね。片付いている部屋のほうが気分が良い人のほうが多いと思います。そういった“散らかった部屋”によるストレスがヘルシーでないスナック菓子を選んだり、食べ過ぎてしまうことにつながるようです。

他にも、60箇所のレストランの約500名の客の傾向から、太ったウエイターに食事を運ばれた場合、通常の4倍のデザートと17%多くアルコールを摂取したことが明らかになっているよう。

これもまた、散らかったキッチンと同じで無意識から起こるもの。「食べ過ぎないようにしよう」といった感情的な部分とは正反対な部分から引き起こされています。

これは「食べ過ぎてはいけない」といった自己コントロールができていないというよりも“満足感”や“自分は大丈夫”という気持ちからくるものです。

自分を甘やかしてしまう!?

例えば、自分より太った人を見て「自分は少しだけ体重が重いだけ」だと「自分はまだ大丈夫」といったように自身を甘やかしてしまいがち。

レストランのウエイターを例にすると、「彼は太っているけど幸せそう」→「彼が幸せなんだったら私は彼より痩せているから大丈夫」→「いったい何を心配する必要があるの?」と思い出すということです。

さらに研究によると、多くの人はレストランを選ぶ際、“低カロリー”などダイエット性を強調するような要素ではなく「あれが食べたい」など自分の欲求を満たすことを優先するそう。にもかかわらず、いざメニューを選ぶときは普段より少し健康的な食事を選ぶ傾向があることがわかっています。

ヘルシー志向のお店を「気分じゃないな」とパスしたくせに、「カロリーが低そうだからサラダにしよう」なんて基準で選ぶこと…ありませんか?

“周りからの影響”に気づくこと

とはいっても、そういった環境からの影響というものは気づきにくいものです。

同研究所における研究のひとつで、そういった環境(周りの音楽や隣にいる人、皿のサイズ、お菓子のプレートとの距離など)に影響されているかを聞いたところ、たった6%の人だけが影響されていると答えたそうです。

そして約30%の人々は、自身は周りからの影響はないが、他の人には見えると答え、約60%はどう影響されているかさえわからないと答えました。

無意識下で発生することをコントロールするというのも難しいですが、「周りの環境に影響されるのだ」ということを理解していれば、食べ過ぎや飲みすぎを防ぐことができるかもしれません。

ただし気づいていたとしても、散らかっているキッチンでは無意識による「ついうっかり」が発生します。「部屋の片付け」などできることから始めるのもありですね。

参考:
The ridiculous things that make you fat

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