ペペロンチーノを作ったら激辛に!なんでこうなるの?

暑い日には辛いモノ。ペペロンチーノを作ってみよう。

毎日暑いですね。こう暑いと冷たいモノもいいですが、辛いモノも食べたくなりませんか?そんな日におすすめなのがにんにくと唐辛子の効いたスタミナ満点、ペペロンチーノです。

作り方だってとっても簡単。おやっ、ちょうどぺペロンさんがペペロンチーノを作り始めたようですよ。

〜ぺペロンチーノを作るぺペロン劇場〜

まずはフライパンに輪切りにした唐辛子とスライスしたにんにく、オリーブオイルをいれてじっくり火にかけてと。

ジュウー。

唐辛子ってモノによってはすごく辛い場合があるから、どのくらいの辛さか味見してみようかな。

パクっ・・・

あれ?あんまり辛くない。辛くない唐辛子だったかな?あと2本くらい足しとこう。

パラパラっ・・・

さてと。ゆでたパスタを入れて、炒めて味を整えて、完成!!
やっぱりペペロンチーノは簡単だよね。いただきます!!

パクっ・・・・

なんじゃこりゃ!辛い!!水!水!

ああっ。ぺペロンさん、その味見のタイミングでは激辛になっても仕方ないですよ。

ペペロンチーノが激辛になったワケ

ちゃんと味見をしたのにぺペロンさんのペペロンチーノが激辛になったのは、味見のタイミングが悪かったからです。

唐辛子の辛味成分であるカプサイシンは、油に溶け出る性質を持っています。ですので、最初ににんにくと一緒にじっくり炒めて辛味を油に移す必要があります。これはぺペロンさんもちゃんとできていましたね。

しかし、問題はぺペロンさんが油がまだ熱い状態で味見したこと。油に溶け出たカプサイシンが辛くなるのは油の温度が下がってからなのです。アツアツの状態で味見をしたとき、カプサイシンの辛さはまだすべてを発揮してなかったというわけです。

ペペロンチーノを盛り付けるときに少し冷めたことによりカプサイシンが最大の辛さを発揮してしまい、激辛ペペロンチーノになってしまったのでしょう。

味見のタイミングを間違えると、思った以上に辛く仕上がる恐れのあるペペロンチーノ。味見のタイミングは間違えないようにしたいものですね。

おまけ:唐辛子って皮と種、どっちが辛いの?

ペペロンチーノに使った唐辛子、皮と種のどちらが辛いのか疑問に思ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

唐辛子は、乾燥する前の生の状態では種の周りについている白いワタのような部分が一番辛いです。その後、乾燥していく段階でワタが種の周りにつき、皮よりも種が辛くなっていくのです。なので唐辛子をそのまま油で炒めるよりも、細かく刻んで炒めた方がより一層辛くなってしまうのですね。

激辛料理が好きな人は、種をたくさん入れたペペロンチーノを作るのもアリだと思いますよ。

参考:S&Bホームページ

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