機内食を美味しく食べる3つの裏ワザ

機内食は美味しくなり得ない!?

そろそろゴールデンウィークが視野に入るシーズンということで、そこかしこで飛行機の広告を目にします。

飛行機といえば機内食。最近では著名なシェフが調理した機内食が話題になっていたりもしますが、“飛行機の「機内食」は美味しくなり得ない!?4つの悲しい現実”にあるとおり、飛行機内では味覚を感じるための「五感」が遮られることから、機内食は美味しく食べるのが難しいことがわかっています。

しかし、料理を美味しく食べたいのは人間の欲求。もはや真理です

というわけで今回は、機内食をどうにか美味しく食べるための方法(努力)をご紹介します。

1. 汁気のあるメニューを頼む

火を通しまくってパサパサになっているご飯やお肉…食中毒防止のため仕方のないことではありますが、どういう理由があったとしてもパサついた食感のものはどうしても「美味しくない」と感じてしまいますよね。

これを回避するために、汁気の多いメインディッシュを頼みましょう。

お肉や魚であればソースの多いもの。パスタや蕎麦などソースやつゆが付属するメニューも良いですね。カレーやシチューがあればとってもラッキーです。

2. 味が濃そうなメニューを頼む

高度が高くなることによって舌のセンサーが鈍くなり、味を感じにくくなります。「味が感じられない」…ならば、思い切って味の濃いものを選びましょう!

チーズがたっぷりかかったメインディッシュやデミグラスソースのハンバーグなど、濃い味かつ高カロリーのメニュー。

普段はダイエットや健康に気遣って進んで食べるものではないかもしれませんが、せっかくの機内食を美味しく食べるためです。「たまには良いじゃん」精神を発動させてください。

また、味の濃い食べ物はにおいも強い傾向にあります。機内の乾燥した空気によって、料理の美味しさに影響する「香り」が楽しめなくなってしまう問題の対策としても使えます。

3. ノイズキャンセリングヘッドホンをして食事する

エンジンの騒音が「パリッ」「シャキッ」などの音を聞こえにくくすることでも「美味しさ」は阻害されます。ならば、騒音をカットするしかありません!

ノイズキャンセリング機能がついたヘッドホンや開放型イヤホンであれば、周囲の雑音をカットしてくれますので、比較的静かな環境で食事ができます(音楽を再生せずに騒音がカットできるかどうかは機種によって異なります)。

耳栓やカナル型イヤホンなど耳の内部に押し込むものは、口の中の咀嚼音が聞こえてしまって逆効果なので注意してください!

複数人での旅行で、一人だけヘッドホンをするのはちょっと…というかたは「美味しいね」と言いながら食べるのもアリかもしれません。

食べ物を美味しく食べるための五感が感じにくくなってしまう飛行機内。たしかに機内食を美味しく食べるのは至難の技です。だからといって諦めず、ぜひ美味しく食べる裏ワザを実践してみてください!

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