怠けたい冬は炊飯器が大活躍!
みなさま、新年明けましておめでとうございます。今年のお正月は暖かく過ごしやすいですね。お正月にはおせちを食べ、お雑煮を食べ、とにかく食べてゆるりと過ごしたがために、普通の日常に復帰するのが困難な人もいるのではないでしょうか。そんな「内なる怠け者」が表出しているこの時期に万能なのが、炊飯器です!普段はお米を炊く以外に利用することが滅多にない炊飯器ですが、実は怠けながら冬らしいものを食べたい人をサポートしてくれるスグレモノ。
今日は、炊飯器の冬ならではの使い方をお教えいたします!
1.炊飯器de甘酒
甘酒を飲むタイミングは何も初詣の時だけではありません。米麹さえ買っておけば、炊飯器を使って簡単に作ることができます。作り方は簡単で、まずは100〜200g程度のお米を普通に炊きます。炊きあがったら60度くらいに冷まし、米と同じ量の米麹を入れ、フタを空けたまま炊飯器の「保温」ボタンを押して保温状態にします。炊飯器に布などをかぶせながらホコリが入るのを防止しつつ、これで8〜10時間ほど放置すれば、甘酒が出来上がり!少し時間はかかりますが、家から一歩も出ることなく、寝たりコタツでうだうだしている間に甘酒が作れちゃいます!出来上がるまで、半日かけて思う存分怠けましょう。
2.炊飯器deおでん
おでんはコンビニで買う人が多いと思いますが、こちらも家から一歩もでることなく家で作ることができます。まずは、輪切りにした大根や斜めの切り口を作ったちくわ、3cmくらいの正方形にしたはんぺんなどのおでんオールスターズを炊飯器の中に入れます。次に、だしの素や醤油、砂糖などでお好みの味付け汁をつくり、炊飯器の中に入れます。そして、押すのは「炊飯」ではなく、ここでも「保温」!甘酒の時のように布をかぶせたりしながら、保温状態で3時間待ちます。こうすることで、火加減や煮崩れなどの面倒を見ることなくおでんを作ることができます。具材を一から用意するのが面倒な人は、「おでんセット」のようなものを使えば、かなり怠けることができますよ。
3.炊飯器de焼き芋
そして冬の定番といえば焼き芋です。石焼き芋の歌声が遠くから聞こえ、焼き芋欲がそそられることはあれど、怠け者なので買いに走るのは億劫です。そんな時に妥協案として提案したいのが、炊飯器で焼き芋を作るということです。もちろん、焼きではないので焼き芋ではないのですが、焼き芋ライクなふかし芋が出来上がります。焼き芋は3つのレシピの中で最も簡単。数人分のサツマイモを適度な大きさに切断して炊飯器に入れ、200ccほどの水を入れます。そして今回は、「炊飯」を押す!あとはお米が炊けるのを待つように、焼き芋ができるのを待つだけ!炊きあがりの「ピーピー」という音がなるまで怠けていれば、ねっとりした甘い焼き芋が目の前に現れます。
このように、炊飯器は、冬の特に怠けたい時期に隠された真価を発揮してくれます。頑張っているあなたも、怠けるのが好きなあなたも、たまには炊飯器に頼って色々作ってみてはいかがでしょうか!