お酒の保管方法は大丈夫?
年末で飲み会が増えるこの季節、居酒屋やレストランに行くよりもお家で鍋パなどをやりたい、いわゆる“宅飲み派”も多いのではないでしょうか。お家でしっぽり飲むのも、大勢でわいわい飲むのも楽しいですよね!
宅飲みで欠かせないのはやはりお酒!コンビニなどで気軽に購入できるものから、高級なものまでいろいろありますが、意外と見落とされがちなのが保管方法です。保管方法が良くないとせっかくの美味しいお酒も台無しにになってしまいます。
今回は、お酒をダメにしてしまうNG行為を3つご紹介します!心当たりのある人は要注意!
1. 冷蔵庫のドアポケットにお酒を入れるのは良くない!
冷蔵庫のドアポケットは、調味料や飲み物を置くイメージがありますが、ジュースや牛乳等と同様にお酒をドアポケットに置いて保管するのはNG。ドアポケットは振動が多く、扉の開閉により温度変化が生じるからです。
ワインや日本酒は、変質や熟成を進める原因となる温度変化と衝撃・振動を嫌うので、箱に入れてなるべく静かな場所で保管するのが好ましいです。ビールは、振動を与えると味落ちするだけでなく、開封時に泡が溢れ出る可能性もあります。冷蔵庫の開閉の振動くらい・・・と思う方も多いかと思いますが、家族で暮らしていると結構な回数になりますね!冷蔵庫内でのお酒の保管場所には注意が必要なのです。
2. 蓋がコルクのお酒は、クサい場所に入れてはいけない!
自宅でワインやウイスキーを保管していざ開封してみると、なんか変な匂いがするなと思ったことはありませんか?もしかすると、それは保管方法が原因だったのかもしれません。お酒が瓶に入っているからといって、臭いのきついものと一緒に保管するのはNGです。コルクを通じて周囲の臭いがワインに移ってしまう場合があるからです。臭いが強い食材、油、香水などの近くで保管するのは控えましょう。
3. コルクの上部にカビが生えていても、ワインは捨てちゃダメ!
楽しみにしていたワインをいざ飲もうとしてカビを発見したら、ショッキングな出来事のように思いがちですが、実はむしろラッキーなのかもしれません。ワインは、適切な湿度で長期保存するとコルクの上部にカビが生えることがあります。ワインの理想的な保管環境ではカビが繁殖しやすく、カビがついているワインほど美味しいことが多いのです。コルクの上部にカビが生えているワインは飲んでも問題はなく、捨ててしまうのはもったいないです。ただし、カビがコルク内部やワインとの接点まで繁殖している場合には残念ながら飲むことはできませんので、ご注意ください!
上記3つのNG行為に心当たりのある方は、是非今度から気をつけてみてください。2015年も残りわずか。美味しいお酒で今年を締めくくりたいですね!