フルーツを皮まで食べて風邪に打ち勝とう!
最近は急激に寒くなり、風邪をひいてしまった人も多いのではないでしょうか。風邪をひいて熱が出てくると食欲が低下し、おかゆなどの味の薄いものや、ゼリーやフルーツのようなみずみずしいものが食べたくなりますね。
そんな時にオススメなのが、フルーツを皮ごと食べることです!普段は残してしまいがちなフルーツの皮には、風邪に効果的な栄養成分がたくさん含まれているのですよ。
今日は、風邪に効くフルーツの皮を3つ紹介します!
キウイの皮
キウイの可食部分(緑色の部分)には、ウイルスへの抵抗性を高めるビタミンCが約60mg含まれていますが、あの薄っぺらい皮の部分にも同程度含まれていると言われています。大人が1日に必要なビタミンCは100mgとされているため、キウイを皮ごと食べれば1日に必要なビタミンCが一気に摂れることになるのです。
柿の皮
柿の中身や皮にもビタミンCがたくさん含まれているだけでなく、「βカロテン」が含まれています。βカロテンは体内でビタミンAに変わり、ビタミンAは免疫力を高める効果があります。柿を1個食べるのは量が多く難しいと思いますので、少量を皮まで食べることで、体がウイルスと闘う力がアップすることが期待できるのです。
パイナップルの皮
パイナップルの皮には、「ブロメライン」と呼ばれる物質が多く含まれており、この成分には抗菌作用や粘液を溶解する作用があります。風邪が終焉に近づいても鼻づまりが早く解消しないというような時には、パイナップルを皮ごと食べると良いですよ!ただし、ブロメラインはパイナップル特有の”舌がヒリヒリする”原因ともなるので、食べ過ぎには注意が必要です。
これらの皮は、そのまま食べても良いのですが、おそらく硬くて食べにくいと思いますので、ミキサーにかけてジュースにすることをオススメします。食べる前によく洗うことはお忘れなく。食欲が低い中で少しでも多くの栄養を取り、風邪を早めに治しましょう!