体に優しい?イタリアと日本のカフェ文化の違い3つ

先週ミラノ万博のためにイタリアに行った際、何度かカフェに入る機会がありました。
今日はその時に発見した、イタリアと日本のカフェ文化の違いをお伝えします!


 

1.エスプレッソが基本
日本で普通のコーヒーを頼むと、当然、200mLぐらいの、濃すぎず薄すぎずなコーヒーが出てくると思います。
しかし、イタリアでは、普通のコーヒーと言えば、30mLくらいで味の濃厚な「エスプレッソ」のことを指します。
日本で出てくるタイプのものは、「カフェ・アメリカーノ」(アメリカ式のコーヒー)として売られているのですよ。

2.必ずデカフェがある
どんなにコーヒーの味が好きでも、カフェインが苦手という方が少なからずいます。筆者もそのひとり。
そういう体質にとって非常にありがたい事に、イタリアのカフェメニューには必ず「デカフェ」すなわちカフェインレスがあります。
エスプレッソだけでなく、カプチーノやマキアートといったミルクを含むタイプのメニューにおいてもデカフェが選べるんですよ!

3.チョコレートドリンクも定番
続いて甘党に朗報なのが、コーヒー類以外のメニューの中に、必ずチョコレートドリンクがあることです。
ココアではなく、チョコレートドリンク。チョコを溶かしたようにドロっとしていて非常に甘く、チョコ好きにはたまらない一杯です。
ただしカロリーは不明なので、つい美味しくて毎回飲んでいると、お腹がいっぱいになってしまうかもしれません。

 

一口に「カフェ」や「コーヒー」と言っても、その内情は国によってわずかに違ってくるのですね。
個人的には、就寝前など時間を気にせずコーヒーを楽しめるという点で、デカフェ文化が日本でも浸透して欲しいと思います。
イタリアに行った際は、ぜひ、日本とは違うコーヒーを味わってみてください♪

 

*関連記事

これからカフェで流行りそう!「バタースコッチ」の魅力

「塩ひとつまみ」で美味しくなる3つの食材

史上最高の「甘さ控えめ」を、見てみませんか?

 


 

味覚の話題なら味博士にお任せ!

FacebookTwitterもぜひチェックしてください♪

 

当ブログでは、味覚に関する企画を募集しております。味博士に聞いてみたい味覚の謎、気になるおいしい食べ合わせなど何でも結構です。ご気軽に問い合わせフォームまたはコメント欄にご意見をお寄せ下さいませ。

味覚に関する詳細は拙著をご覧ください。

 

 

 

 

【「味覚力」を鍛えれば病気にならない (講談社プラスアルファ新書) [新書]】
■鈴木 隆一 (著)
■講談社プラスアルファ新書
■税込¥ 905

意外な事実カテゴリの最新記事