■味噌並の万能調味料が伝来?
味噌は、日本で古くより天下を取り続け、あらゆる食材を手中に収めてきた万能調味料です。
そんな味噌帝国ニッポンを脅かす脅威が、かつて鉄砲を伝来してきたアノ国から伝来してきたようです。
帝国の根底がひっくり返るようなこの大事件、見過ごすわけにはいきません・・・!
かつて孫子はドヤ顔で言いましたー「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」と。
勝つためには、まず、敵を知らねばなりません。
帝国が乗っ取られないように、早速この「脅威」の正体を暴いていきましょう!
■特徴1:みためは真っ赤な万能調味料
日本食における味噌の座を狙っている(?)のは、ポルトガルにおける万能調味料のようです。
その見た目は・・・
そして味噌よりは流動性が高く、まるでトマトソースや豆板醤のようです。
■特徴2:野菜+塩で作られている
この万能調味料、なんと、一種類の野菜から作られているようです。
トマトの次に赤い野菜といえば・・・
そうなんです、この万能調味料は、赤パプリカに塩を加えて発酵させるという実にシンプルな製法で作られているのです。
■特徴3:辛いの?いや、甘いの!
一見辛そうに見えますが、材料をみてもらえば分かるように、辛さはありません。
むしろ、パプリカの甘味とコクが特徴的です。
塩味と酸味、甘味のバランスが良い、味覚的にとても可能性を感じる調味料です。
■特徴4:肉の旨味を引き出す
ではこの真っ赤な万能調味料は、一体どんな料理に使われているのでしょうか。
一番合うとされているのは、肉料理。
その他、魚や野菜、炒め物にも煮物にも、使い道は様々なようです。
うーん、確かにこれはポスト味噌の香り…!
■特徴5:その名は「マッサ」
この万能調味料の全体像が掴めたところで、最後に大事な情報をお伝えします。
これを伝来したポルトガルでは「マッサ・デ・ピレント」という名で呼ばれており、最近日本では通称「マッサ」としてメキメキと頭角を現しているようです。
マッサ。略すとMS。味噌も略すとMS。
うーん!どこまでも味噌への対抗意識を感じられますね…!おそろしや!
ここまで明らかになったところで、残された「敵を知る」手段は一つになりました。
つまり、食べること!味わうこと!
味噌はその座をマッサに奪われずに済むのか—その答えを、皆さんのお口で確かめてみてください!
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