アメリカ人やインド人について以前書きましたが、今日は日本人からは縁遠いアフリカの食について解説しましょう。
アフリカといっても非常に大きいのですが、特徴としては「噛まずに飲む」ということがあります。
私たち日本人が包丁・まな板を愛用しているように、アフリカでは臼・杵を多く使い、口に入れる前に噛み砕かれた状態になっているので、噛む必要がない料理が多いのです。
特に主食である穀物に関しては飲むことが多いのです。
だから、米を食べる時にもわざわざ砕くことが多いのです。
白米そのものに慣れ親しんでいる私たちとは食感の感じ方が違います。
味付けはヨーロッパやアメリカの影響を受けており、そこまで大きく変わっているわけではないのですが、食材がアフリカならではのマニオクやプランテンなので、日本人からすると警戒本能を刺激されてしまうのです。
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