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世界保健機構(WHO)が提唱する2019年の食生活5ヶ条

和食

社会現象として深刻化している肥満や糖尿病。これらの病気を予防するために、世界保健機構(WHO)は食生活のための5ヶ条を提唱しています。2019年以降の、人々の健康に利益をもたらすための5ヶ条でもあります。

内容は、陳腐と思えるほどシンプルなもの。

しかし、この5か条を厳守すれば健康の維持のために非常に有効であり、感染症や肥満、糖尿病の予防に大きな役割を果たすことは間違いないでしょう。

その1 食生活に変化をつける

食事

ひとつめは、健康を維持するために必要な栄養素を含むあらゆる食材を、バランスよく摂取すること。

世界保健機構は「小麦、トウモロコシ、コメ、ジャガイモを基本食材とし、豆類、野菜、肉、魚、果物を上手に組み合わせましょう」と唱えています。

スナックを大量摂取して、塩分、糖分、脂質の過剰摂取することは断固避けるべきとのこと。

その2 塩分は控えよ

耳にタコができるほど聞き飽きているこのフレーズですが、世界保健機構では塩分の量に関しては、かなり執拗に「その量を減らすように!」と主張しています。

現代人の塩分の摂りすぎは、心血管疾患の増加に拍車をかけています。推奨されている塩分の2倍の量を、現代人の多くが摂取しているという説もあるほどです。

例えば、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、ナトリウム(食塩相当量)の推奨摂取量は男性8.0g/日未満、女性7.0g/日未満ですが、「平成27年国民健康・栄養調査結果の概要」では、2015年における成人の食塩平均摂取量は男性11.0g/日、女性9.2g/日です。

多くの食材にはすでに塩分が含まれていることが多く、私たちが慣れている過剰な塩の量はまさに無用の長物以外のなにものでもありません。まず、薄味の食事に慣れることから始めるのが第一歩です。

その3 危険な脂肪分は排除せよ

食用油

世界保健機構は、トランス脂肪酸をはじめとする「危険な」脂肪分についても極力これを排除せよ、と述べています。

使用する油は、バターやラードよりも、ひまわり油、コーン油、大豆油など植物性のものを推奨。調理法に関しても炒めたり揚げたりすることより、蒸して食べることを薦めています。

赤身の肉よりは、鶏肉や白身の魚を食べるほうが脂肪分も少ないのは自明の理ですが、加工食品はなるべく避けるのが脂肪分排除のポイントでもあります。

その4 砂糖の量を管理せよ

砂糖

子どもたちの食生活において、特に管理が必要なのが砂糖の量です。砂糖の過剰摂取は、肥満だけではなく慢性的な疾病の原因となるためです。

日常的に手に取るのが習慣になっている炭酸飲料、ジュースなどに含まれる砂糖の量は、しっかり把握しましょう。

その5 アルコールに関しては安全レベルは存在しないと心得よ

乾杯

世界保健機構によれば、アルコールの摂取量において専門家が「絶対に安全」と保障できるレベルというのは存在しないのだそうです。

とはいえ、あらゆる食文化において重要な役割を果たしているアルコールの数々ですから、ゼロにすることは難しいというのが実情。とにかく、量は最小限に抑えることを世界保健機構は求めています。

妊娠中、授乳中、運転をする人、抗生物質を摂取している人は、アルコールは口にしないのが原則です。

お皿とフォーク

……正直、どれも「はい、わかっております」と言いたくなるような内容だったと思います。ただ、健康的な食生活のためには外せない項目でもありますよね。

全てを一気に実施することは難しくとも、ひとつずつでも意識することで、ベストな食生活に一歩近づくはず。

この5ヶ条を念頭に置いて、2019年も頑張っていきましょう。

参考:5 tips for a healthy diet this New Year