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調理にも発酵にも!保温鍋の活用術

煮込み料理

おでんやシチューなど、煮物のおいしい季節に活躍する保温鍋。いったん加熱すれば、長時間温度が保たれるため、ガスや電気のエネルギーを最低限に抑えられます。

拭きこぼれやなべ底の焦げ付きの心配がないため、弱火でコトコト煮込む料理も作りやすい保温鍋。

今回はそんな保温鍋の「煮込む」以外の活用術をご紹介したいと思います。

発酵や真空調理にも

保温鍋は、鍋の中の温度を調節して発酵に利用することもできます。量が多ければ発酵温度のものをそのまま鍋に入れておくといいでしょう。

甘酒は60℃、パン生地であれば40℃に、鍋も中身も温めて蓋を閉じれば発酵が進みます。量が少ない場合には容器に中身を入れ、容器と内鍋のあいだに熱湯を注ぐなどして温度調整に工夫してください。

ローストビーフやハムなどの真空調理も簡単。塩と調味料で下味をしみこませたお肉をジップロックなどのポリ袋で密閉した後、80℃のお湯に浸してシャトルシェフ内で1時間程度放置します。

温度や時間は好みに応じて調整してくださいね

便利な保温鍋、ここに注意

ものすごく便利な保温鍋ですが、水分量は鍋の中で保たれるため、長時間かけて煮詰めるジャムなどの料理には向いていません。

また、ほったらかしてもオッケーという気のゆるみから注意したいのが食中毒。

冷めた料理を保温鍋に入れておくと、冬場でも雑菌の繁殖に適した20~40℃が鍋の内部で保たれてしまうため、せっかく作った料理が腐ってしまいます。

煮込むならいったん熱々にする、もしくは保温用の外鍋は使わないで冷ます、といった方法を取りましょう。鍋が二重構造で大きさを取り、少量の料理の温度を保つのにはやや不向きです。

注意すべき点さえ守れば、万能とも思える保温鍋。寒い季節だと家族の帰りが遅くなっても、保温鍋を使えば温め直さないで熱々のお味噌汁やシチュー、カレーを出すことができます。

煮込む手間が省ければ鶏ガラスープも豚骨だしラクラクお手のもの。今まであきらめていた本格料理も、保温鍋を使ってぜひ挑戦してみてください。