プロテインの摂り過ぎは健康に悪影響をもたらす!?

プロテインの摂り過ぎは健康に悪影響をもたらす!?

近年、男女ともに引き締まった体作りが流行し、プロテインドリンク市場も活気づいています。摂れば摂るほど筋肉増強につながると思われがちなたんぱく質。ですが実は、決して多く摂れば良いというものではありません。

むしろ、過剰なたんぱく質摂取は、多くの健康被害をもたらす可能性があり、引き締まった体作りどころか、体の不調や病気まで招いてしまうことがあるんです。

赤身肉の摂りすぎは病気のリスクを高めてしまう?

インスタグラムなどのSNSで人気のカリスマトレーナーをはじめとする、マッチョな人々の食生活に共通するのは、「赤身肉をたくさん食べていること」。

低脂肪・高たんぱくな上、多くの疲労回復や細胞修正成分を含んだ赤身肉は、脂肪を落として引き締まった体作りのベストパートナーとして、頻繁に食卓に上がっています。

しかし、長期的かつ頻繁過ぎる赤身肉の摂取は、インスリンの作用不足による2型糖尿病(高血糖)や、心疾患、循環器系の異常、また、大腸がんなどのリスクを高めてしまうことが、フィンランドで行われた実験により明らかにされています。

プロテインドリンクの飲みすぎにも注意

トレーニング後に摂るものといえば、プロテインドリンク。筋肉をつけたいからと積極的に摂取している方も少なくないでしょう。

しかし、プロテインドリンクをたくさん飲めばより筋肉に効く…というわけではありません。パウダー状のプロテインは適量のみ体に吸収されますが、余ったものは体外に排出されてしまいます。

また、パウダープロテインのほとんどは、ホエイなどの動物性たんぱく質由来のものですから、それらを過剰に摂取することにより、腸内の悪玉菌が増殖し腸内で炎症が発生したり、腎臓や肝臓に大きな負担をかける恐れも。

このような負担は、肌や脳神経へも悪影響を及ぼし、見た目も心も健康な状態からかけ離れていってしまうことへとつながってしまいます。

健康的な体はたんぱく質だけでは作られない

一昔前のアミノ酸の流行から、強く引き締まった体作りや、仕事やスポーツでのパフォーマンスを上げるために、たんぱく質は多くの注目を浴び続けてきました。

しかし、他の栄養成分と同じく、たんぱく質も大量に摂取したからといって、その分効果が劇的に変わるということはありません。

プロテインドリンクや赤身肉はあくまで、筋肉増強のサポーター的な役割。適度に食生活に取り入れていってくださいね。

参考
The Guardian『Are you eating too much protein? Some sources aren’t as healthy as you think』
NHS『Red meat and the risk of bowel cancer』
日本糖尿病協会『2型糖尿病とは~生活習慣病、高血糖~』

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