甘酒が苦手な方におすすめのちょい足しレシピ

米麹を発酵させて作った甘酒は「飲む点滴」と言われるほど栄養価が高く、人間が生きて行く上で必要なブドウ糖やアミノ酸、ビタミンなどが豊富に含まれています。

飲むことによって美肌効果や便秘解消効果、疲労回復効果、風邪予防などの効果が期待できる甘酒。

しかし甘酒の味は独特の甘味があるため、そのまま飲むのはちょっと苦手…という方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、甘酒が飲みやすくなるちょい足し食材を3つご紹介します。

どうせ栄養価の高い甘酒に足すならば、体に嬉しい効果のある食材を選んで一石二鳥を狙いたいですよね。ちょい足しなので量は足りない可能性が大きいですが、少しでも期待できれば…ということで栄養面も一緒に見ていきましょう。

ちょい足し食材1. 抹茶

「甘酒は甘すぎてちょっと…」という方にオススメなのがストレートに苦味をプラスする抹茶。抹茶の苦味が甘酒の甘味を抑えてくれ、比較的爽やかな味わいになります。

抹茶にはカテキンやタンニン、葉緑素が含まれているため、ダイエット効果が期待できます。また、ビタミンCやビタミンE、ビタミンAといった美肌作りに欠かせない栄養素も含まれています。緊張を和らげるテアニンによるリラックス効果で、ほっと一息つくこともできるでしょう。

ちょい足し食材2. カカオパウダー(無糖)

カカオパウダーはココアパウダーより風味の強い苦味が特徴。プラスするとココアのような味わいになります。チョコレートが好きだったり、甘酒は苦手だけど濃厚な味の飲み物は好き…という方におすすめ。

カカオといえば、抗酸化力、生活習慣病予防など様々な効果が期待できる、カカオポリフェノールが有名ですね。冷え性の改善にも効果があるとされているので、冷えた体に嬉しい飲み物になりそうです。

ちょい足し食材3. きなこ

きなこ豆乳ラテのように、きなこを足してみるのもアリです。甘酒の強い甘味が抑えられてまろやかな味わいになり、ほんのりと香ばしさを感じることもできます。

きなこは大豆を煎った粉末ですから、女性ホルモンである「エストロゲン」と似た働きをする、大豆イソフラボンの恩恵が期待できます。肌の新陳代謝を促進したり、髪を健康な状態に保つ、動脈硬化を防ぐなどですね。

 

ポイントは「苦味」をプラスすること。味の抑制効果で甘味を抑えれば、甘酒も飲みやすくなるはずです。ちょい足し甘酒で厳しい冬を乗り切りましょう!

ただし、甘酒の栄養効果が期待できるのは、甘酒の中でも「米麹を発酵させて作った甘酒」。「酒粕から作られた甘酒」とは異なりますのでご注意ください!

チョコレート・ココア健康講座 | 日本チョコレート・ココア協会
大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A:農林水産省

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