赤ワインは国によって飲み方が違う!海外旅行で試したい赤ワインの飲み方2選

ヨーロッパでの赤ワインの飲み方は多種多様

あなたの好きな「赤ワインの飲み方」はなんですか?赤ワインと一口にいっても、フルーツを入れたり温めたり、いろいろな飲み方や楽しみ方がありますよね。特にワインの名産地でもあるヨーロッパではたくさんの飲み方が見られます。

今回はそのなかでも、暖かい季節にぴったりのスペイン産「サングリア」と、冬に飲みたいドイツの「グリューワイン」についてお話ししたいと思います。

安い赤ワインを飲みやすくしてくれる「サングリア」

スペインのサングリアは、飲んだことのある人も多いのではないでしょうか。最近はサングリアがある居酒屋やバーも増えてきましたね。とくに夏になると日本でもテラス席や野外フェスなどでサングリアを楽しむ人を見かけます。

サングリアというのは、ごく簡単に言うとワインのなかに果物を漬け込んでつくるもの。漬け込む果物は日本ではオレンジが一般的ですが、スペインではイチゴやブルーベリーなどさまざまな種類の果物を漬け込んでいます。

サングリアにすると、果実の甘みがプラスされるので安い赤ワインでも飲みやすくなります。スペインでは味わいがお店ごとによってまったく違っています。甘味を前面に押し出したもの、少し渋めで料理に合わせてくるもの、フルーツの盛り合わせを赤ワインに漬け込んだかのように見えるものなど、一言でサングリアといっても味の種類が豊富。昼間からでも飲めるワインですから、現地に行ったらぜひ楽しんでみてください。

クリスマスマーケットはこれで決まり!「グリューワイン」

時期は少し遠いですが、ドイツのクリスマスマーケットで必ず売られているグリューワインもおすすめ。冬にふさわしいホットワインです。

ただこのグリューワインは、単純に温めただけの赤ワインではありません。数多くのスパイスが入っており、甘味もあります。グリューワインもスパイスの調合具合によって、お店ごとに味が違っているので、飲み比べてみたくなりますよ!ちなみにクリスマスマーケットでこれを頼むと、各都市で異なる陶器製のコップがもらえます(返却するとチョコレートやお金が返ってきます)。

ドイツの冬は寒いですし、クリスマスマーケットで売られているソーセージを挟み込んだパンは、口の水分を奪ってしまうようなハード系のものなので、口のなかを潤す意味でもグリューワインは最適。冬になったらぜひクリスマスマーケットとともに試してみてくださいね。

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