スイカのガッカリあるあるといえば?
夏を代表するフルーツと言っても過言ではないスイカ。キャンプやバーベキューの時にするスイカ割りは盛り上がりますし、冷蔵庫に冷えたスイカを見つけた時なんて、テンションMAX最高潮に上がってしまいますね。
しかーし!!もし、そのスイカの中が空洞でジャリジャリだったら・・・
まさに天国から地獄の谷底に突き落とされたような、恋人に振られた上に友人にも裏切られたかのような・・・ああ!気分は最悪!
それだけ中が空洞のスイカって罪なんです!なんでそんなスイカができてしまうのでしょうか。
空洞スイカのできるわけ
中が空洞のスイカはスイカ業界では【空洞果】と呼ばれています。スイカの皮の成長に対して中身の成長が追い付いていない場合に空洞果になってしまうようです。空洞果は苗に最初にできたスイカにできやすいそうなので、スイカ栽培を専門にしている農家では最初にできたスイカは捨ててしまうのだとか。
しかし、趣味で作っている方はせっかくできたスイカを捨ててしまうことはしないので、家庭菜園のスイカをもらった場合にそれが空洞果である確率が高いようですね。
もちろん、苗に最初にできたスイカを完全に捨てれば空洞果を防げるかというとそうとは言えないようで、どうしても空洞果ができてしまう場合はあるようです。
スイカのプロはどうやって見分けるのか?
よくスイカのプロは「おいしいスイカを見分けるにはスイカを叩いた音で見分ける」と言いますが、これは空洞果かどうかを見分けているんですね。
スイカのプロは1日に数百玉を叩くそうですから、われわれ素人とは経験値が違います。素人がポンポン叩いて見極めるのは難しいかもしれませんね。
しかし、ここでうれしい情報を1つ。空洞果だからといって必ずしも味に影響がでるということもないようです。1番おいしい真ん中部分が空洞なので、どうしても損をしてしまったような気がしますが、他の部分は変わらずおいしくいただけるとのことですよ。
プロにはかなわなくても、挑戦あるのみ
中が空洞のスイカかどうかを見極めるには『スイカポンポン』するしかないことが分かりました。確かに素人には難易度が高いかもしれませんが、そこは挑戦していこうではありませんか。
近所のスーパーで、八百屋で、とりあえず『スイカポンポン』してみてはいかがでしょう?その時にはくれぐれもスーパーの店員さんや、八百屋のおじさんの痛い視線に負けない強い心を持っていってください。
あ、もし怒られた場合は自己責任でお願いします!
オマケ:スイカの種が見えないように切る方法
スイカを切ったときに種ばかり見えてしまうとテンションがた落ちですが、スイカの種が見えないように切る方法があります。
それは、「縞と縞の間を切る」ということ。こうやって切ると種があまり目立たなくなります。(例外もあると思いますのでそこはご勘弁を)
しかし、あくまでも目立たないだけで種はしっかりありますので、油断せずに食べてくださいね。