改めて注意しておきたい飲み物たち
本格的な夏を迎える前に、中毒になりやすい飲み物と、どれぐらいならば飲んでも大丈夫なのかをおさえておきましょう!
1)カフェイン
どれくらいなら飲めるのかというと、1度に体重1kgに対して3mgまでが安全ラインのようです。体重60kgの人なら180mgまでOKということですね。通常のレギュラーコーヒー1杯におおよそ60mgのカフェインが含まれているので、一気に3杯飲むと危険ラインになります。コーヒーを何杯も飲む時は、なるべく時間を空けて飲むのが良さそうです。
2. アルコール
急性アルコール中毒は一年中気をつけるべき中毒ですが、喉の乾いてる夏場は特に注意が必要です。水分補給の代わりにビールをぐびぐび飲んでいたら、気付いたら意識が朦朧と…そのまま白い世界の中に閉じ込められてしまう…なんてことが、自分や周りに起きないようにしましょう。
お酒に強い・弱いは人によりばらつきが大きいため、一概に飲んで大丈夫な量は定められませんが、平均的には体重が60kgの人であれば、中瓶のビール(500mL)で15本ほど飲むと毒性が出てくると言われているので、お酒が強い人もこれ以上飲まないように気をつけたほうが良さそうです。
3. 水中毒
実は世の中、そう簡単ではないようです。水も飲みすぎると中毒になります。これは、水自体に危険性があるのではなく、水をたくさん飲むことで、尿からの水分の排泄が追いつかなくなり、体内のナトリウムの濃度が下がることでけいれんや昏睡状態を引き起こすのです。量としては、腎臓が尿を作るスピードが1時間に960mLなので、これを上回る量の水を摂ると危険になってきます。
水中毒は通常の生活では滅多に起こらないようですが、ウォーターサーバーなどで水を頻繁に飲む方は、1時間にコップ5杯以上飲んでないか注意してみてください!
もちろんこれらの量は体質によっても前後してきます。これからの季節は、中毒にならない範囲で水分を補給をこまめに行い、体の調子を整えていきましょう!